2009年 10月 11日
窓は大事
断熱を良くしようとしても、結局は窓だと言っても言い過ぎでないと思います。壁、床、屋根の断熱を向上させればさせる程窓の断熱の悪さが大きく響いてしまいます。家は明るくしたい。窓は大きい方がいい。でもその事がQ値には決定的に悪化させます。なにしろK値1.3の窓でさえグラスウール10cmの壁に比べて3倍の熱を透過してしまうのだから。
窓を調べました。

国産窓
YKK AP, TOSTEM.... これらは2重ガラスのLow-eコーティング(透過赤外線を削減します)仕様であり、熱貫流率2.3 (w/mk)(K値で2.0)程度の性能です。窓枠はアルミ+樹脂であり、窓枠の断熱は今一と思われ、窓枠での結露は条件によっては避けられません。
シャノンの樹脂サッシはアルゴン封入の場合で熱貫流率1.6と向上させています。さらにアルゴン封入に真空ガラスをプラスした3重サッシ、エクセルウィンドスーパは1.27とほぼ極限まで高めたと言えそうです。これには魅力を感じました。ただ、真空ガラスやアルゴン封入は長期的に空気が入り込んで性能が低下することが心配になりました(杞憂かもしれません)。しかも、シャノンは防火窓の偽装をしたとかでカタログがウェブ上で手に入らず、防火地域での窓のバリエーションに不安があり、結局検討の対象から外しました。

輸入窓
木枠窓に取り憑かれました。東急ホームの窓枠は木枠であり、アンダーセン社のものであるとすればアルゴン封入で熱貫流率1.74です。 スウェーデンハウスの3重窓は1.5 程度でさらに高性能です。米国MARVIN社製のものも選択できるようでこれは比較的安価ですが2重のアルゴン封入です。これも米国ペラ社の木枠窓も断熱性はアンダーセン社と同程度と考えられます。
こうして調べてみると輸入窓であれば国産の窓と比べて断熱性能的に優れている事がわかります。

輸入窓住宅メーカー
そこで輸入窓を使ったハウスメーカーを調べました。しかもこれさえあれば必ずしもいろいろな経費が上乗せされたSハウスやTホームのような大手住宅メーカーである必要もありません。その中で、ウェルダンノーブルハウスウェルダンハイレンハウス秀和、などがあります。
ウェルダンノーブルハウスは北欧レノホンダと米国ペラ社の窓枠で、前者はトリプル、後者はダブルでアルゴン封入です。
ウェルダンはエリートフェンスター(トリプル)、ペラ、デンマークペルスター(ダブルアルゴン封入)など数社の木枠窓から選択できます。
ハイレンハウスはスウェーデンのカイエン社のトリプルサッシ
秀和もスウェーデン製のトリプルサッシを使っています。
これらのハウスメーカーと接触してみると、少なくとも断熱性能的には非常に優れていて、リーズナブルな価格で提供してくれそうな事がわかります。少なくても大手メーカーなどとは比較にならないことが後に分かってくる事になります。
このうちのどれかのメーカーで家を建てる事になれば少なくとも熱貫流率1.5(w/m/k/s)(K値1.3)くらいの窓が使える事になります。期待は高まります。
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by toshiohm | 2009-10-11 10:50 | 断熱


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