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2010年 05月 26日
棟上げ
上棟の打ち合わせが行われました。営業のAさんが値札をその場で外して出してくれたスリッパを履いて(いつも土足で上がり込んでいるんだけど)入ると、奥の部屋に材木を積んで仮設の打ち合わせテーブルや椅子が家の中に作られていて飲み物までその上に用意されていました。申し訳ない。奥さんが持っていった飲み物は出しそびれました。下準備はいつも大変です。ご苦労様。
水回り、電気配線、空調吹き出し位置、建具配置などを一つ一つ確認していきます。工事のない日曜日に自分たちだけで歩いて要望をまとめておいたのですが、それでも時間がかかります。
現場監理のNさんは非常に有能な方で、この家を「理解」してくれているなぁという感じがします。現場の職人さんたちとのコミュニケーションも良く、こちらの側に立ってくれて要望をうまく通してくれます。おかげでスムースに進みました。
大きな変更点は2.5階のバルコニーへ出るドアの敷居高さ。リビング側の床高さとほぼ同じくらいにできるとバルコニーとの一体感が生まれていいと言う事で話を進めてきました。しかし今日になって、それでは雨じまいの関係で瑕疵保証の対象にならないということと社長からも技術的観点から却下された(今頃になって社長がだめというものおかしな話で、こんなに技術的に問題の部分が伝わっていなかったことも問題ですが)ということで、敷居高さが通常と同じ25cm程度になってしまいました。これをまたいでバルコニーに出なければならないことになります。どこの住宅メーカーでも敷居は高くなっているのですが、敷居を低くするのは防水施工の得意なハイレンハウスだからこそできるのだと、ビルダー選びの一要因になった事も事実です。しかし、雨の日にドアの下の部分が直接雨に叩かれる姿を見ると、自分自身不安にもなってきていましたし、Nさんがいかにも申し訳なさそうだったので、ここはオーケーにしました。そのかわり、窓の取り付けが高くなった分、排煙規制によって下げられていた勾配天井の天井高を上げる事ができるはずで、その検討をお願いしました。
電力の契約容量も最後に問題になりました。準二世帯住宅なので(玄関一つ、風呂場一つ、LDK二つ)IHヒータのせいでオール電化とするだけでもかなり大きくなってしまいます。普通に計算して15KVAくらいか、という事だったのですが、それでは何が省エネ住宅か、ということで12KVAにして頑張る事にしました。今後問題がでて容量を上げることになれば3万円程東京電力に支払わなければならないそうです。
午後一時に始めた打ち合わせも終わってみると6時半。いやはやご苦労様でした。こんなにも多くの方々にお世話になっているのかと実感しました。基礎・一次外構業者Oさん、電気工事業者Hさん、水回り工事業者Mさん、床暖房業者Kさん、空調工事業者さん、躯体工事のSさんありがとうございます。今日行ってみるとまた別の方が水平をレーザーで測りながら、水切板を施工していました。これらを取りまとめて工程を作り監理し、客の要求を消化して間違いなく進める工事監理のNさん、文句の多い客の最前面に立つ営業のAさん。もともと複雑な設計をあまり高くないと思われる設計料でやっていただいたSさん。皆さんありがとうございます。まだまだ、道半ばです。今後ともよろしくお願いします。

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by toshiohm | 2010-05-26 18:31


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