2010年 08月 07日
大失敗
先日の猛暑、26度設定にもかかわらず、室内の温度が27度近くまで上昇した。これは4Kwのエアコン(COP3)で容量が不足してきているという事ではないか? これが能力一杯とすればかなり計算と違う。外気温が36度。換気はoffだ。内部発熱1Kwを考慮してもなおおかしい。原因を考えてみると一つだけ思い当たるフシがあったのだ。空調のダクトだ。部屋が狭くなるのがいやだから階をまたぐダクトは全て家の外壁側にダクトスペースを作ってそこを通してもらったわけだが、このスペースを断熱してもらっただろうか?(図を参照)c0215738_1556197.jpg
そういえば空調屋Mさんを交えた打ち合わせで、ダクトスペースを屋外に出す場合には高度に断熱しないと、ダクト外部が結露して問題になった事があると言う話が出た。ダクト内部の空気は露点付近になるからだ。後日、このスペースをアイシネンで断熱するなら大丈夫でしょうという話になった事を急に思い出した。この部分の断熱は必須だったはずだ。
ただ、アイシネンの吹き付け現場に自分で足を運んでいながら、気密の事が頭にあって、パイプスペースの内側でアイシネンの気密をとった方がいいとは言ったが、外側の断熱はどうしろと言わなかったのだ。しかも、こんな重大な事をそういう目で見ていなかった。ホント何チェックしてたんだろ。不安がむらむらとわき起こってきたのだった。
今日現場監理のNさんが、例の水漏れ事件の最終復旧(とさまざまな施主のワガママに応えるため)に来てくれたので、パイプスペースの断熱をどうしたか聞いてみた。と、そこは断熱してませんよ、だったのだ!!!。 上記の説明をすると、Nさんが真っ先に心配したのは結露のほうだった。こちらはどちらかというと断熱の方だ。いわゆる餅は餅屋というやつだ。露点付近の空気がパイプに巻かれた薄いグラスウールの断熱材だけで(それとレンガタイルとベニヤ一枚)外の酷暑とふれているかと思うと気が気ではない。ダクトへの熱の流入はダクト内の空気温度が低いから相当に大きいものになっているはずだ。
いずれにしても何とかしなければならないということではNさんと一致している。アイシネンを小さな孔から注入できれば最も簡単だ。できそうな気もするのだが、Nさんは否定的だ。密閉空間に吹くと壁が膨れてきてしまう恐れがあるらしい。今日この場でいい知恵も出そうもないので、結局検討して頂く事にした。
うーんこれは大変な事になった。こんな手落ちがあっては、今まで何のための熱設計だったのか、だ。このような不確定要素があると、家の中でおこる様々な熱的諸問題に対してモデルがたてられないどころか立てる元気もでてこないのではないか。一難去ってまた一難、だ。ここはまた、ハイレンさんにいい知恵を出していただけると期待している。


英語のブログも書いてます
Small Talk in English 英語で話そう
[PR]

by toshiohm | 2010-08-07 15:56 | トラブル


<< 原因      コンクリートから木へ >>