2010年 08月 31日
今日は朝早くからハイレンハウスの現場監理Nさん、大工さん二人の計三人で24時間換気の騒音対策と、ダクトスペースの断熱工事に来てくれたのだった。 騒音対策はロックウールで送風機(写真1:黒いボックス)を囲ってしまおう(写真2)というわかりやすく直接的な計画だ。いわゆる臭いものには蓋というやつだ。静かになってくれれば蓋してくれてこちらは一向にかまわない。おかげで騒音はかなり低減したが、低周波の音はまだ残っている。これくらいなら許せるかと思ったのだが、Nさんは妥協しない。振動が吊り下げてある根太を伝わってきている可能性が高いので、吊り下げ部にダンパをかませられるか空調屋に聞いてみるとのこと。また送風機自体にホントに問題ないのかもう一度みてもらうそうだ。ほんとにいい加減にはしない人だ。たしかに騒音は夜になってみないとわからないので最善を尽くしてくれるのはありがたいことだ。 ダクトスペースの断熱の方は壁の内側から人が入れる程度の四角い点検口をあけて、どういう断熱法が可能か見てみるということで、慎重に穴をあけ、分厚いアイシネンをはがし、ベニヤを切って見る。ダクトスペースの中は内側は見事に断熱されていなかった。中は思ったよりも広いし、これならアイシネンが吹けそうな気もするが、代替法としては発泡スチロールビーズやセルロース繊維などの吹き込みというのもあるらしい。それにしても中が見えるというのはいかに安心なことか。堂々たる正道だ。しかし圧倒的に手間がかかる。それにひきかえ小さい穴をあけて盲滅法アイシネンを吹いたらどうかなどという自分の考えがいかに愚かにして姑息だったことか。 ちなみに、先日空調屋さんが来てくれたときに外側にダクトスペースを置く場合に外側で断熱するのが普通かどうか聞いたところ、内側だけで外側ではしないのが残念ながら普通です、ということだった。そんなもんですか。世の中。それでもそこからこっそりとエネルギーは逃げていくのだ。 英語のブログも書いてます Small Talk in English 英語で話そう
by toshiohm
| 2010-08-31 14:51
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