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2010年 09月 09日
8月分電気料金
太陽電池の続きを書こうと思っていたら、電気料金の請求書が来てしまった。

31日間の内訳は

昼間 9 kwh
朝晩 179 kwh
夜間 153 kwh
低圧電力 829kwh 
売電 464 kwh

家がどれだけの電力を消費したかに興味があるのだが、これだけ見てもわからない。太陽光発電が消費にまわった電力が書かれていないのだ。これは わざわざ太陽電池パネルのデータから計算しなければならない。

太陽光総発電量669kwhー売電量464kwh=205kwhだ。
実は昼間は214kwhも使っていたわけで3つの時間帯で一番多い。これには冷房費は入っていないから、なんなんだろう。

これを加えると
全消費量1,375Kwh
いくら2世帯で大きい家だと言っても結構多いなぁ。
電力的には706kwhの赤字

電気代としては
支出 20,810円
売電収入 22,272円
で1,400円の黒字

電力料金のからくりにより本来の赤字を黒字化させて頂いた訳だ。こういったインセンティブはいつ終了されても文句はいえない。エコカー補助金が予定の9月末を待たずしていかに突然終了してしまったかをみればわかるだろう。従ってわれわれはこういった政府の思惑に惑わされる事なく、おいしいところをしっかりといただきつつも、消費電力そのものを減らすべく努力すべきなのだ。

まず減らしがいのあるところからやるのが正道だ。なんといっても低圧電力だろう。これは全て全館空調に消費されているのであって、これを何とかすれば良い。
まずは24時間運転している空気循環ブロワーだ。これは260kwhにもなるから例えば夜間を中心に時々停止しただけで100kwhくらいの節約できそうだ。
次に設定温度だ。新築の感激を十分に味わい尽くすために26度設定にしてある。これを27度設定に変えるだけでもかなり変わるはずだ。そういえば国の奨励設定温度は28度だったっけ。
まだ施工の終わっていない、ダクトスペースの断熱欠損も一枚かんでいる可能性はある。
夏に天ぷらを揚げない、魚を焼かない、パンはトーストにしない、シャワーを毎日浴びない、なんてのも理論的には冷房電力を節約する事になる。理論は理論であって実践はむずかしいしそこまでやると偏執狂のそしりはまぬがれないだろう。しかし、まあこうやって学習しながら来年どうなるかが楽しみというものだ。だが、電力黒字にはなりそうもないなぁ。
ちなみに今回の電気料金2万円は、旧家の夏の電気代(昼間一部屋冷房、夜間2部屋冷房)が2万5千円程度だったことを考えると、全館(10部屋+トイレ二つ+風呂場+玄関+26畳の納戸)空調をしてのことだから、格段によくなっている。さらにガス代も不要になったのだから、技術の進歩とはおそろしくもすばらしいではないか。


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by toshiohm | 2010-09-09 22:30 | 省エネ・太陽電池


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