2010年 11月 10日
窓の結露とハニカムロールスクリーン
今朝の外気温は9.3℃、室内温度は23.9℃。暖房もつけてないのに14℃の温度差だ。今朝の冷え込みでハニカムロールスクリーンと二重ガラス木枠窓(もくまど、アルゴン封入)との間がついに結露した。一方同じくハニカムロールスクリーンを取り付けた三重ガラス木枠窓の方は全く結露していない。これは二つの事を意味している。ハニカムロールスクリーンがよく効いているということと、三重ガラス窓の断熱性が優れているということだ。

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AGC製「もくまど」 木枠、アルゴン封入(サンバランス)。
ハニカムロールスクリーンをあげると窓枠部付近のガラスで結露していた。
もちろんロールスクリーンがなければ、結露しない。
公称U値=1.4(w/m2/k)


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Cayen社製 木枠トリプル窓(はめ殺しタイプ)。
スクリーンをあげても全く結露は見られない。
公称U値=1.4(w/m2/k)

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ハニカムロールスクリーンと窓との間の温度を測定しているところ。温度計は細いケーブルの先にあるセンサの温度を測定中(本体の温度も切り替えて測れる)


そうなると窓とスクリーンの間の温度を測ってみたくなるのが人情というものではないだろうか。測ってみた。
二重ガラス窓 15.6℃
三重ガラス窓 16.9℃
屋外気温 9.3℃
室内温度 23.9℃
三重窓とカーテンの間 20.3℃


これが何を意味しているのか。スクリーンを通しての熱の流れはもちろん三重ガラスの方が小さくその比は

(23.9-15.6)/(23.9-16.9)=1.19

すなわち三重ガラスの方が2割がた断熱性能がいいという事になる。一方外気温との差で見ると

(16.9-9.3)/(15.6-9.3)=1.21

やはり2割がた三重ガラス窓がよいという結果となり見事につじつまがあっている。これらの測定も結構信頼できそうだ。そうすると「もくまど」の熱貫流係数1.4(w/m2/k)とカイエン三重ガラス窓のそれがカタログ上同じというのは明らかにおかしい。「もくまど」がこれよりも悪いか、トリプルガラス窓がこれよりよいかのどちらか(あるいは両方)であろう。しかも20%も、だ。今朝の結露はまさにこの20%の差の間で起ったり起こらなかったりしたことになる。
ところで、ハニカムロールスクリーンの効果は意外に大きいのだ。トリプルガラス窓との断熱性能を比べてみると

(16.9-9.3)/(23.9-16.9)=1.09

で、なんと三重ガラス窓なみの性能だったのだ。「もくまど」よりむしろ高性能だ。これは断熱レールで一応キチンと窓枠との間が仕切られており窓とスクリーンとの間に空気層を作っている事と、スクリーン自体が15mmほどの空気層をもっている事で三重ガラス窓と同等の断熱性になることによるものと思われる。従ってハニカムロールスクリーンを取り付けるならガイドレール付きにすることがお薦めだ。
最後にカーテン(レースと厚手の遮光カーテンの二重で冷気が室内に逃げないように裾は床についている)の断熱性はどうなのかだ。ハニカムロールスクリーンとの断熱性能の比は

(23.9-20.3)/(23.9-16.9)=0.51

となり、約半分の断熱性能だ。半分しかないとみるか、半分もあると見るか。ただしこれはカーテン下から冷気が室内に漏れないように裾を床に引きずっており、しかもかなり厚手でたっぷりした生地を使っている場合のことだ。下から冷気が逃げ出すようなカーテンではハニカムロールスクリーンの2割程度の効果しかなかった。ないよりはもちろんマシだが。
うーん。ハニカムロールスクリーンをもっと取り付けたくなってきた。もう少し安くならないかなぁ。
大きさ約1600x1400mm、断熱レール仕様で、4割引で36000円ほどだった。OakRichで購入した。べらぼうに高いというわけでもないのだが。


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by toshiohm | 2010-11-10 09:38 | 住み心地


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