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2010年 10月 31日
どこへどれだけ?
一昨日朝21℃台まで低下した室温だが昨日暖かかったせいか、今朝はまた23℃まで回復している。いつ暖房が必要になるんだろうか?
さて、家の熱容量まで計算し出すと、この家の熱はどこへどれだけ逃げているかが気になる。そういえば設計で窓を小さく変更してから、熱計算をしていなかったので、この機会にそれを考慮してちゃんと計算してみた。
c0215738_1755134.jpg
図は断熱材、木部、窓からの放熱量及び換気による熱損失を内外気温差10℃として計算したものだ。断熱材から半分程度逃げているが木部からも16%程度放熱している。いわゆる熱橋だ。壁の断熱が良くなれば、木部を通しての放熱は相対的に大きくなるが、まだそれほど目くじらたてる必要もないかもしれない。外断熱であればこの部分が改善されるだろう。アイシネンであれば内断熱140mmが外断熱105mm厚さですむことになる。が、工法によっては外断熱のためにメインの断熱材を厚くできない場合が多いのでそれは当然問題になる。
U値1.4(W/m2℃)と窓の中では最高性能でも窓からの熱放出は予想通り大きく28%を占める。この部分を改善するのは大きいが、これ以上は窓を小さくするか、あとはカーテンなどで内側からの断熱を考える他はない。ちなみに標準的なアルプラの二重窓(2.33w/m2℃)で計算するとこの部分は38%に上昇し、断熱材部分が40%に下がって殆ど同じくらいになってしまう。やはり窓の断熱は大きい。
意外にばかにならないのが換気の損失だ。一割程度ある。これはかなり絞って運転しているから現実にはそれほどの問題ではないが。
さてQ値は今回の計算で1.012となって、めでたく、ほぼぴったりQ値1の家となっていた

以上は
壁 アイシネン(0.035w/m/K)140mm
屋根 アイシネン 220mm
床 スタイロエース (0.028W/m/K)90mm
窓 木枠トリプルガラス 45m2 (1.4w/m2/k)
換気熱回収効率 80%
の条件で計算した

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by toshiohm | 2010-10-31 17:55
2010年 10月 26日
良かった事(4)
遮熱
西側の窓に外部取り付けのロールスクリーンを設けた。庇も真夏はいいのだけれど、日差しが傾いてくると日射は容赦なく侵入してくる。
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このロールスクリーンは外付けだからこそ効果が大きいのだが、外付けだから上げ下ろしのことを考えなければならず、それができるようにするために設計でも苦労したのだった。二階のはめ殺し窓の外に取り付けて上げ下ろしするためにわざわざバルコニーをその窓の外にまで延長したりした(ただし、延長するのは窓の端までで良かった事が建ってみてわかった。写真)。なんか本末転倒だよね。でもバルコニーの延長はそれ程総額に違いはなかったような気がする

c0215738_9243970.jpgまた、縦すべり出し窓だと内側から上げ下ろしができるかどうか微妙だったので二階の西側もう一カ所はわざわざ引き違い窓にした。お陰でここだけはトリプルでなくAGCのダブルガラス木枠窓になってしまった。ところが一階に取り付けたスクリーンで試してみると、実は縦すべり出し窓でも内側から上げ下ろしができることがわかった。これは木枠窓が内付けであるため、外側のロールスクリーンとの間で少し距離ができ、その隙間分だけ窓を開ける事ができるので、そこから手を伸ばして上げ下ろしできる。少し大変だがどうということはない。一つ3万程度なので、安いとは言えないが最大3KW程度遮熱していると思えば少なくとも自己満足的価値はある。すだれよりは若干見かけもいい。

c0215738_928111.jpg南側のオーニングもよかった。バルコニーの使い道が増えるし、遮熱としても申し分ない。雰囲気もある。少しだけ出してテラスドアに直接雨がかかるのを防ぐ事もできる。しかしこれは高過ぎる。2.7mの間口で出幅2mの電動。材工17万だ。基本的に雨のときには閉じろ、と書いてある。風の時もだ。


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by toshiohm | 2010-10-26 09:29
2010年 09月 10日
秋風
c0215738_11544816.jpg今朝の外気はさわやかで、ようやくにして秋の気配がまざりこんできている。
入居以来初めてバルコニーのテラスドアを開放して外気を入れてみた。やはり自然の風は気持ちがいい。
開けたのはいいのだが、テラスドアが閉まりにくくなっていたぞ。少し下の部分が当たっているようだ。北欧から来た木材は日本の高温多湿に驚いて変形してしまったのか?大きい窓はいかにも変形しそうだ。もう一カ所しまりにくい部分があった。この二つはもともと少し閉まりにくい感じがあった。ひどくなったようだ。今度またNさんにお願いしよう。
それにしてもバルコニーを二段にしたのはよかった。二段目からの西側に開けた眺望がすばらしい。2.5階のフロアーレベルと2階の屋根の高さが1.4mほどで登りやすい点もよい。一段目につける予定だったパーゴラもオーニングに急遽変えたのも正解だった。二段目からの眺望を邪魔しないからだ。この設計も最初から意図したわけではなく「それならこうできる」的な発想からたどりついたものだが、バルコニーが手頃な値段でなければ実現しなかっただろう。ハイレンハウスは防水工事を得意としており、大手メーカーの下請け工事もしているのだ。大手のバカ高いマージン抜きで施工してくれているわけだ。



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by toshiohm | 2010-09-10 11:43
2010年 07月 14日
C値測定
例のすきま風事件があってから、C値はずっと気になっていたのだ。そのC値が昨日測定された。測定器(写真)は
    C値=0.7
をたたき出した。この値は中二階収納部と小屋根裏を含んでいない計算だ。これを考慮すると
    C値=0.58
さらにOH邸は床下まで屋内なのでこれを考慮して
     C値=0.54
この0.54がいかにすごい数値かというと以下の値をみればわかる(2009年時点)。
一条工務店=0.71, スウェーデンハウス=0.73, ウェルダンノーブルハウス=1.0, 東急ホームズ= 2.0, セキスイハイム=2.0, エスバイエル=3.7, 三菱地所ホーム=5.0程度, ミサワホーム=5.0程度, 住友林業=5.0程度, 住友不動産=5.0程度, ダイワハウス=5.0程度
以下、積水ハウス、旭化成へーベルハウス、パナホーム、三井ホーム、トヨタホームも大手は判で押したようにぜーんぶ5.0程度だ。大手も実力はもう少し上だと思われるが、あまりにも無関心な値が並んでいるではないか。もしこの値のとおりであれば計画換気を義務づける意味すら疑われてしまうのだ。客が気にしなければ気にしないもんね的な発想は市場主義経済では当然とはいえ、技術的良心のありかを問わずにはいられないのだった。ちなみにC値測定が標準仕様に含まれているのは一条工務店とスウェーデンハウス だけだ。(たとえば三菱地所ホームは、C値2はきりますよ、だったが測定は有料でしかもC値2は保証しない。)
今回のこの値は最も良い一条工務店より2割程度上だ。これで恐らくすきま風レベルでの居住環境悪化の懸念は完全に払拭された事になる。あとは本当に住んでみてからのことだ。いろいろとビルダーに申し上げたせいかどうかはわからないが、予想以上のできで、現場の方々とともに施主も安堵の胸をなでおろしたのだった。
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現場監理のNさん、必死でビニールの隙間を押さえてくれていた。ここから洩っては何を測っているのかわからなくなる。

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by toshiohm | 2010-07-14 08:46
2010年 07月 07日
いよいよ
15日に引き渡しということが確実になった今、家庭内は急に慌ただしくなった。やる事が多すぎるのだ。電話の手配。電話番号ポータビリティ?なんのこっちゃ。インタネットの移設。IP電話。地デジ対応...NTTに「終端装置から先はお客さまの所掌にさせて頂いております」って言われたってなんのことだかわからないのだった。ハイレンハウス側は配管だけ設置しましたって言うし。こちらはただただ純粋に、一家で楽しくテレビが見れて、インタネットでこのブログが更新できて、ごくたまに電話でお話ができればいいだけなのだ。
そうだ。カーテンも決めなければ。外構だってまだ全然だ。ブログなんか更新してる暇などないのだった。
もっとめんどくさいのが引越だ。旧家からこの仮の住処に持ち込んだ荷物がそのまま8畳間を埋め尽くしている。これを前にしてはボーゼンと立ち尽くすしかない。これらは引越料金を節約するために自分たちの手で3週間かけて運び込んだものだ。ただ帰りもこれをやるのはいろんな理由で不可能なのだ。時間が少なすぎる。息子が大学院受験で前みたいに働けぬ。母親も足腰を痛めている。自分ももう飽きた...などなど。
c0215738_204831100.jpg引越屋というのは言われた通りの事しかやらないし、またできないのだ。品物を自分で判断して新居の適切な場所に配置することなどできるはずもない。全ていちいち指示が必要だ。これが不徹底だったりすると前回のように一階に運んだタンスを二階に運んだものと入れ替えて、さらにもう一回またもとに戻すなどという大変申し訳ない事になってしまったりするのだ。
幸い今度の家は収納スペースでいえばギネスものだ。当面全部そこに放り込んでおくことになるだろう。そのままにならなければいいが。
昨日(火曜)現在写真のような状況だ。2.5階のLDKの壁紙は完了していた。が便器はまだだ。だってここに置かれてるんだから。

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by toshiohm | 2010-07-07 20:59
2010年 07月 05日
真贋
偽物とか本物とかって何なんだろうか、と時々思うのだ。
例えばこの棚板だ。シナランバーコアという。要するにシナ材に見せかけた、コア(核)がランバーでできている板というほどの意味の名前だ。ファルカタの集成材にシナ合板を薄く貼付けたものだが、このファルカタは南国でのんびりすくすく育っただけあって軽くて加工しやすくて使いやすい。強度もそこそこだ。それに基本的に合板だからそりにも強い。ちょっと見れば立派な厚手のシナの板に見える。ただ、問題は木口(切断面)だ。棚板などに使うとどうしても合板の断面が出てしまい、「なーんだ、ベニアじゃん」になってしまうのだ。そこで木口テープなるものが登場する。シナの木材をかつら剥きしたようなテープに粘着材が塗られたものだ。これで切断面を写真のように職人さんが丹念に覆っていき、できあがると、それはもう全くベニアであるとはわからなくなる。もちろん素人目には、だ。このテープの粘着力は超強力で、はがすと木材の方がはがれてくるくらいだと職人さんは教えてくださったのだった。
そうなると本物のシナの板(見たことはないが)と、この偽物のシナの板をくらべたとき、それでも本物がいいというのだろうか? なぜか感じてしまう偽物を使っているという後ろめたさは、我々のもっている虚栄心の反映だろう。このファルカタという木は成長が早く植林に適しており、環境破壊の観点からも推奨される木材である。堂々と胸を張って偽物を使おうではないか。レンガタイルだって耐候性のための偽物のレンガ積みなのだ。
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by toshiohm | 2010-07-05 09:26
2010年 07月 04日
6ヶ月
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後2週間程でこの仮住まいも終わりかと思うと、この6ヶ月は意外に短かったようにも思うのだ。しかし時間の流れは左の写真が確実に物語っている。
昨日現場に行ってみると、本当にあと10日で完成するのか少し不安になってくる。クロス貼りは来週一杯かかるらしい(スキップフロアー、ハイスタッドのせいなどで面積が普通の家の3倍あるとの事だ)し、レンガも貼り終わっていない部分がある。電気スイッチもまだだ。エコキュート、床暖など諸々の機器の試運転。。。
今日は日曜日。息子が年に二回の美容院(?)の帰りに現場に立ち寄ってみると、「今日もやってたよ」だった。いよいよ尻に火がついてきたのか。
仮住まいの契約は7月までで延長は不可だ。


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by toshiohm | 2010-07-04 10:43
2010年 07月 03日
太陽電池
同じものがたくさんそろうと、たとえ一つ一つが平凡で退屈なものであってもそこからある種威厳のようなものがただよってくる。ましてやその一つ一つが小さな仕事をけなげにもこつこつと続けていると考えるとなおさらだ。
ようやく設置された太陽電池5kwは南南西向き。西南西向きにも1kw、総計6kw。京セラ製。日当りの良い方向に設置されるので太陽光の直接輻射の遮蔽にもなっているのだ。
将来施主に代わって一家の稼ぎ頭となってくれるかもしれない。ただし稼ぎの半分はこの太陽電池への20%出資者である母に行くことになる。
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by toshiohm | 2010-07-03 14:56
2010年 07月 02日
有料会員
このexiteブログ、人の書いた記事の下に勝手に広告を載せてくるようになった。昨日からだ。気分悪いからここのブログはやめようかとも思ったが、今まで書いてきたものを他に移すのもめんどくさい。うーん、人の足もとを見た実にきたないやり方だ。最初から広告を載せるという可能性を公に知らしめていたのならともかく、レトロアクティブにただ「サービス向上に役立てるのでご理解頂きたい」では社会通念的にも到底ご理解いただけるワケがないのだ。
調べてみると有料会員になれば広告が出ないようにもできるらしい。要するに「アンタら会員になる金も出せないんだったら、広告で稼がせてもらうよ」ということだ。こういう「借金返せないんだったら娘を連れてくよ」みたいなやりかたはますます気に入らない。。
ちょっと言い過ぎた。でも言ったらスッキリした。気を取り直してまた明日から書こう。


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by toshiohm | 2010-07-02 13:22
2010年 06月 30日
ビルダー倒産事件
引き渡しを2週間強後に控えてOH邸は9割がた完成しているように見える。しかしまだ支払いは4割方だ。これは最初の支払い条件を木工亊完了時に3割、引き渡し後に3割というように圧倒的施主有利な条件でやっていただけたからだ。
富士ハウスや大勝建設などビルダーが建築半ばで倒産した時の施主のおかれた状況は悲劇という域を越えている。自分の家の建築期間中に少しでもその恐れがあれば、とても枕高くして寝られないだろう。しかしこの支払い条件とK建設が保証人になってくれたお陰でOH邸の施主は毎日熟睡していたのだった。
本当は完成保証もつけてもらうはずだった。しかし、だ。この会社を知るにつけ、この会社は潰れないだろうという、いささか薄弱ではあるが確信めいたものがうまれてくると、完成保証にかかる10万円がムダなお金に見えてきた。そしてさんざん営業のAさんに手続きをしてもらったあげくに、最後の最後完成保証はやめることにした。ムダな事に支払うお金は百円だってないのだ。そしてこれは結果論的に正解だった事になる。
倒産した大勝建設とは青山と柿の木坂のショールームで2回も話をし、見積もりまで出してもらった。そこの営業はやり手風の男でどこか胡散臭く、どちらかと言えば純朴風なハイレンのAさんとえらく違っていた。いつだったか「お宅(大勝)は倒産しないんだろうね」とその男に聞いてみた。
「ウチは適正利潤をいただいていますので大丈夫ですよ〜、ハハハー」
だった。いつの世でも最後に「ハハハー」で終わる男は信用できないと相場が決まっている。相場通りだった。
大勝の社長に会った事はないが、彼の書いたパンフレット等から察するに、大言壮語してそれをリーダーシップであると固く信じて疑わないタイプの人間と見受けられた。その通りだった。彼の書いた「マニフェスト住宅」には賛同するところも多かったのだが、今思えばこれは建築業界の胡散臭さを利用した、胡散臭い男の、胡散臭い戦略だったのかもしれない。
一生に家が何軒も建てられる人を別にすれば、ビルダー選びは絶対に失敗できないし、しかもこれは自己責任だ。だからこそ倒産の可能性が小さいと思われる大手を選んでしまう人の気持ちもよーっくわかる。ただ、それによって本当にいいビルダーが消えていってしまうことは、結局は施主側の選択肢をせばめ、高くて画一的な家に満足せざるを得なくなってしまうことにもなるのだ。
自分の気に入ったビルダーが見つかれば後は自分がどう転んでも安心という条件をそのビルダーに呑んでもらえるかどうか、ではないだろうか。かといって完成時に一括支払いは、ビルダー側に荷が重すぎるだろう。ビルダーが他から購入する材料費位は最低でも施主が支払っていくような気持ちが必要ではないか(世の中には金利というものがあるのだから、必ず余分な出費になり、それは施主側が最終的に見えない形で支払う事にだってなるかもしれない)。これも話し合いの問題だが......

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by toshiohm | 2010-06-30 17:30