カテゴリ:基礎( 4 )

2010年 10月 01日
床下の湿度
床暖房の関係で床下は外気に対して密閉された構造になっている。これが湿気に対してどうなのか、モアの社長は自信満々だが、なにぶんにもデータがない。夏のデータとして遅ればせながら測定してみた。
場所は風呂場脱衣所兼洗面場の床下だ。床下への進入口でもある。この場所を選んだのはここが最も湿度的な条件が悪いからだ。床下換気装置は二台設置されており、吸気ガラリは4カ所換気装置から最も遠い場所に設けてあるが、風呂場下は直接空気の通り道になっていない。湿ったら進入口の蓋を開放すればいいや程度の気持ちだったが、ここが大丈夫なら他はもっと大丈夫というものだろう。c0215738_16513785.jpg
床下換気装置はタイマーで夜中の12時にONし、朝6時半にOFFする設定だ。ちゃんと深夜の安い電力で運転されるようになっていることは言うまでもない。
左グラフの横軸は9月の日にちだ。まず、湿度は...た、た、高い。80%程度ある。換気装置がONになると5%ほど低下するが、またOFFになると元にもどっている。これを繰り返しながら全体にわずかに低下しているトレンドにあるようにも見える。最近では75%だ。これは室内に比べてもちろん高い。室内は空調していた(最近はしていない)からどんなに高くても65%を超えたことはない。これはおそらく床暖房のスラブや、基礎コンの水が抜けていないことによるのだろう。ただ、換気装置をまわすたびに漂ってきた床下の臭気はここのところ殆ど感じなくなった。モアのオヤジが言うように冬場に床下温度を上げたときにどれくらい乾いてくるのかが楽しみだ。
外気の湿度変化も示してあるが、外気との相関はほとんど見て取れない。当たり前か。

c0215738_16582545.jpg次に温度だが、これは換気の影響を殆ど受けていない。だが、これはこの場所が袋小路になっているし、床暖房のスラブが大きな熱容量となっているから当然ともいえるのだ。よく見るとシャワーを浴びたり、風呂に入ったりしたときに少しだけ温度が上昇しているのがわかる。
こちらの方は外気温の影響を二日から三日程度の遅れを持って受けてきているように見える。家の温度に追随したものと思われる。
家の中の温度(2階リビングの気温)も26度だったのが外気の影響で最低24度Cまで2度低下している。床下温度がいつも室温より1~2°低いのはなぜなんだろう。温度計誤差か?
それにしても外気が16°まで下がったのにリビングの最低気温が何もしないで(時々窓を開けて冷やしたりしているにもかかわらず)24度を維持しているのはいかにも冬場に強そうな住宅といった雰囲気だ。
データロガ-が一台だったので今回は比較という意味で非常に不満。比較的安いのを見つけたので早速2台本日発注した。

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by toshiohm | 2010-10-01 17:24 | 基礎
2010年 06月 23日
床下
以前から気になっている事が一つ。床下を外に対して密閉しているので床下環境がカビや腐朽菌のパラダイスになっていないかということだ。このたびめでたく現場管理のNさんが匍匐前進により床下を巡回、湿り状況をチェックしてくれたのだ。その結果は「乾いていましたよっ」だった。カビ臭いにおいもなかったらしい。床下排風機も取り付けてくれた(写真)。この吹き出し口はシューズクロークに開いている。これならシロアリが大好きな環境というわけでもなさそうだ。基礎外周部に設けたシロアリ撃退バリアと相俟って当面は安心だろう。
だいたいこの時期は床下を通風する方が床下は湿る。なぜなら、巨大な熱容量をほこる基礎コンクリートと、これまた熱容量の大きい地面がまだ冷えており、湿度の高い外気が流入すれば結露したりそれに近い状況になってしまうからだ。アイスコーヒーのグラスが水滴で覆われてしまうあの理屈だ。だから今回の結果は当然と言えば当然だが、なんでも証拠をこの目で見るまで安心はできないものだ。
一階の床には吸気孔を数カ所設けてあって、この排風機(2台)により床下全体の通風が可能な構造にしている。床下は屋内環境の一部に組み込まれているから大事なのだ。大手ハウスメーカーに依頼していたら、床下を屋内の一部にするなど変人扱いされたであろう。小回りのきく小さいメーカーならばこそ、だ。
ちなみにこの匍匐前進、お腹まわりの相当ふくよかなNさんでも全ての箇所に到達可能であったとのこと。いざとなればゴキブリの退治位は自分でも潜っていってできるだろう。

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         床下                 排風機、かわいい立ち姿だ


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by toshiohm | 2010-06-23 09:31 | 基礎
2010年 05月 01日
床暖コンクリート、シロアリ対策
c0215738_156551.jpg

床暖の配管を埋め込み蓄熱の役目を果たすコンクリートの打ち込みが終了。土台も組み込まれていました。きちんとできているようです。土台は米ツガDRYの防腐剤圧入品JAS2級。

c0215738_156555.jpg

シロアリ撃退の薬剤をしみ出させる配管が家の周囲をぐるりとまわっていて、写真のような注入口が家の対角線位置に2カ所設置されています。5年間は薬剤を注入しなくても持つそうです。これは地面と建物の間に蟻道を作らせない事で撃退する方法らしい。

c0215738_15133660.jpg

雨水配管は地中をはわせます。

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by toshiohm | 2010-05-01 15:03 | 基礎
2010年 04月 14日
基礎着工
c0215738_14421788.jpgようやく家の最初の形が見えてきました。長かった〜。しかしまだこれは基礎の話。
配筋がほぼ完了し、配筋検査も終了しました。本日コンクリートをスラブ部分に流し込むそうです。地下室跡が弱かった関係でダブル配筋にしてあるので、しっかりして頼もしい印象です。擁壁といい、基礎といい、これでもかというくらい頑丈になっている気がします。
この配筋を見れば大体の部屋の配置が実物大でわかりますが、広い外で見るせいか、図面で見るより狭く感じられます。
地下室跡の傍で一箇所配筋忘れがありました。基礎が撓まないように地下室跡をまたいで強靭な地中梁を二本平行にわたしており、それらを繋いでいるスラブは家の外まで伸びて堅い地盤で支持されるようにしてます。当然ここは頑丈でなければならないのにこのスラブ部分の配筋が抜けていました。現場ではこれを土間と解釈したようです。これはやはり図面指示の不足の問題で、平面図に必要に応じて立面図を補足的に書き入れる方法では、どうしても行き違いが出てしまいます。十分注意してもらいたいものです。


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by toshiohm | 2010-04-14 14:42 | 基礎