カテゴリ:税金・登記など( 4 )

2010年 10月 09日
取得税
住宅課税基準評価額を約束通り電話で教えてもらった。ちょうど2000万だそうだ。先日調査官がこの金額ではすまない、と言っていたのはなんだったんだろう。そういっておいて実際2000万だとこちらは得したような気になる。うーん、憎たらしいほど高度にして心理学的な戦略だ。が、たしかにそういう気になる。
支払った額に対して随分と低い評価だが、他の同様の家と比べてこれが高いか安いかはわからない。ただ取得税が24万円ほどかかるという事実だけがここにある。固定資産税はこれを基準に計算すれば34万だが、拙宅の場合築25年以上の家を解体して新築しているので特例により三年間はゼロということになる。とりあえずたすかります。

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by toshiohm | 2010-10-09 23:22 | 税金・登記など
2010年 09月 18日
ついに来た!
東京都税務課からの住宅の調査だ。中年男女のペアで電動アシスト自転車に乗ってはるばる中目黒からやって来たのだった。あそこからだと15分はかかる。
あいさつもそこそこ、早速リビングで家の説明をすることに。おじさん調査官が手に持っていたのは、なんと表題登記のときに自分が描いて提出した平面図ではないか。
「それ私がかいたんです」
「ほぅ、そうですか」いかにもどうでもよさそうな反応だ。
図面には各階の外形しか描かれていないので間取りなどは全くわからない。おじさん調査官は3センチ角ほどのその小さい図に間取りを書き込みだしたのだ。見かねて
「設計図面をコピーしましょうか?」
「そうして頂けると助かります」
コピーして渡した。こうして恩を売っておくに越したことはない。
「見積書を見せていただけますか?」
「はいはい」見積書を持ってきた。おばさん調査官が分厚い見積書のページをめくりながら、メモをとってゆく。おじさんの方はそのメモを横目で見ながら、チェック表のようなものにチェックしてゆく。盗み見ると、外壁タイルとか全館空調とか、床暖房とか書かれている。なるほどこういうもので固定資産税があがっていくのか。
床暖房の範囲を聞かれたので正直に答える。一階ほとんどだからこれも査定額にきいてくるんだろうなぁ。
これが終わると、ツアーだ。各部屋を案内する。和室では、
「この部屋の壁は塗りですね」
もうちゃんと見積書で調べている。はい、というしかない。
あと聞かれたのは、システムキッチンと洗面台の大きさ。わからないというと図面から測った。
大きさと台数が関係あるらしい。でかいのが二台ずつあるから絶望的だ。
それから雑巾を洗うシンクが風呂場横にあったのもチェックされた。よくいわれるコンセントの数などは図面上もツアーでも全く無関心であった。

ツアー後の歓談で、登記簿上3階になっているのが確認検査では2階になっている件について聞かれた。法務局の指導に従ったまでで、本来2階であることを強調した。その方が税金が安くなると思ったからだ。いままで三階建ての設計では法的にさんざんいじめられてきたので、税金的も同様と考えてしまう。しかし、後から渡された「不動産と税金」なる小冊子を読むと、三階建ては固定資産税の減額措置が5年であるのに二階建てでは3年であることがわかった。うーん、三階建てを強調しておけばよかったか。
おそるおそる取得税がいくら位か聞いてみる。
「仮に査定額が2千万としましょう。減免措置が1200万ありますのでその差800万に対して3%、すなわち24万円ほどになります。」
「24万ですかぁ...大きいですね」
「残念ながらお宅の場合、これではすまないと思います。家が大きいですし、設備もご立派ですので」
なにー?憤懣のはけ口をさがす。
「だいたい、消費税をとっておいて取得税までとるとは税金の二重取りではないですか?」
「消費税は国税、取得税は地方税になっております」と、おじさん調査官。
だからどうだっての?「国税だって地方税だってとられる方には変わりないでしょ」
おばちゃんの調査官が同情するように「そうですよねー」
なんだか言っている自分が虚しくなってきた。こんなところで不満を口にしたところで税制が変わった試しはない。できるだけここは好印象を与えて評価額が低い事を祈るしかない。
「お暑い中、自転車で外回りとはいくら電動アシストとはいえ大変なお仕事ですよね」
急にわざとらしく話題を変えてみた。戦って勝てないのならすり寄るしかない。するとひとしきり、家を誉めてくれてわきあいあいになったのだった。そのおかげではないと思うが、最後に耳寄りな情報をくれた。築25年以上経った家を壊して新築した場合、新旧の家の名義が同一人か、同居の親族の場合に3年間固定資産税がゼロになるというものだ。わが家の場合はまさにこれに当てはまる。固定資産税は1200万の減額がない代わりに税率が1.7%(国税、地方税)だ。2000万であったとしても34万円だ。取得税よりも酷い。とくに拙宅の場合は大きいので、120平米までに適用される減免措置(半分にする)があっても結局3/4弱は支払わねばいけなくなる。しかし、上記の100%免除措置があればこれは関係なくなる。しかも3年後には物価の変動がなければ評価額は70%になっているはずだ。
ハイレンハウスもこのことは教えてくれなかった。知らなかったのなら税金のことももっと勉強しておいた方がいいだろう。
この措置は国として耐震化の促進のためだというが、そうであればもっと広報しなければ意味ない。しかし急に晴れ晴れした気分になった。
最後にいつごろ査定結果が分かるのか聞いた。普通は来年なのだが、二週間後に教えてくれることを約束して、二人連れ立って自転車で去って行ったのだった。

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by toshiohm | 2010-09-18 10:08 | 税金・登記など
2010年 08月 25日
現地調査
例の疲れ果てた感じの係長だ。誰かに運転させて家の外に車を待たせ、一人で乗り込んできた。いい度胸だ。が、なぜかいつも決して目を合わせようとしない。遠慮がちに上がり込むとすぐさま二階に。そこでOH邸施主自らがエクセルで作成し会社のプリンタで出力して提出したB4の各階平面図をファイルから取り出して、われわれに言い訳するかのように
「ちょっとこの辺の構造がわからなかったもので」
この辺とはスキップフロアあたりのことだ。確かに少し図面ではわかりにくいかもしれない。「はーはーはー」と納得の相槌をうちながら図面通りに実際の構造を追ってゆく。全館空調のダクトスペースのところにきた。この部分は二階面積から除外していいということになったのだが、実は半分もの入れとして使っている。触れられたくないやましい部分だ。だが扉がついているのですぐにわかってしまった。
「こ、これは物入れですか?」
「は、はい当初はダクトスペースとして全部使う予定だったのですが半分ですんだので。」「ただダクト関連の部品が入っています」なんて、いいわけがましく言ってみる。
「う、うーん........ま、まあこれはダクトスペースでいいとしましょう」
助かった。ことあるごとに「めんどくさい」とか「えーっ!そんなことまで僕にやらせるんですかー?」とか「お役所は無駄なことばっかりやらせるんですね」とか「市民をいじめて楽しいですか?」とか今までさんざん彼に言ってきたことが、能面のような表情の下で実はボディーブローのようにきいていたのだった。
次に3階扱いとなるスキップフロアの部分だ。出窓下を一カ所もの入れとして使っている。これは面積に算入しなければならない。家具が置かれていて見えはしない。疑う様子はみじんもなく通り過ぎた。10分ほど見て回っただろうか、
「これで図面通りであることは確認できましたので、あとは登記書を印鑑ご持参で取りに来てください」
と、落着だ。寸法を測るわけでもなく、さらっと見たという印象だった。基本的に性善説なのだろうが、性善説は性悪説よりもうんと楽なのだ。
なぜ登記面積にこだわったか。これで固定資産税が決まってくるという説もあるからだ。これを彼にズバリと聞いてみると「私どもではわかりません」だった。聞くだけ無駄だったか。しかし登記の後に資産査定が行われることになっているらしいから、両者の関係を否定することはできないだろう。ちなみに室高1.4mの納戸の一部を二階に参入しろという確認申請上の指導は、登記上は参入不要となったので延べ面積は登記の方が若干小さくなった。これでよしとしよう。

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by toshiohm | 2010-08-25 11:27 | 税金・登記など
2010年 08月 17日
登記と怒り
家を建てたら登記をしなくてはならないのだった。土地家屋調査士に依頼すると10万くらいはかかるらしい。普通の人間にはめんどくさいと感じさせるまで手続きを複雑化しておいて、その手続きを専門とする人間を作り出し、善良でちょっと怠惰な市民から金を吸い取るシステムはこれに限らない。そういった専門家たちには国家試験的なものが介在し官僚とどこかでつながっている。これが気に入らないから運転免許証だって代書屋に頼んだ事は一回もない(一回はあったか)。今でこそ自分でやるのが当たり前のようになったが、一昔前はチョーめんどくさかったのだ。土地を相続したときの登記も自分でやった(正確には奥さんがやった)。お陰で登記書は訂正印だらけになったが、たかが紙切れ一枚どうでもいいのだ。やってみれば何でもできない事はない。だいたいあの程度の事をやって、専門家と称して金をもらうというのは、奥さんの肩もんでお金をとるくらい恥ずかしいことではないのかとさえ思ってしまうのだった。
さて、新築の登記は表題登記と権利保存登記というのがあるみたいだ。表題登記をやるために法務局の出張所に二回程行った。一回目はやり方を聞いて必要書類をもらい、二回目は必要書類を作成しこれでいいかを聞きに行ったのだ。もっとも面倒なのは建物の図面を指示通りに作製する部分。B4という自宅のプリンタで印刷できない用紙で作らねばならないし、なぜかミリ単位で寸法を書き込む必要がある。有効数字なんておかまいなしだ。木造だからミリ単位の意味もない。しかしそんな事を応対に出た疲れ果てた感じの係長に言っても始まらない。「昔からそうやっております」からだ。だがそんなことは些細な事だ。問題は建築の確認申請では二階建てで通っているのに、登記上は三階建てにしなければならなくなったことだ。理屈はわからんがそうしろというからそうすることにした。そのおかげで二階三階の図面は作り直しだ。しかも面積も微妙に変わってくる。2階から2.5階への階段の扱いが違ってくる事による。これを計算しなおした。面倒くさい事は面倒くさいが、エクセルを使って二時間もあればできる。次に引き渡し書の表題が二階になっているので、登記にあわせて三階として書き直してくれという。あーわかった。わかりましたよ。書き直せばいいんでしょ、書き直せば。どうせ自分がやるんじゃないし。ということでハイレンハウスさんにはもう一度引き渡し書を書き直してもらい、印鑑証明ももらってきてもらった。あとは提出するだけとなったのだ。
これで終わりと思ったら、ちがった。これは受けとったという事であり、登記はこれから現地調査を行って不具合があれば修正し最終的に受理されるらしい。この係長の言葉の端々から伺われるのは、ナントカ調査士にやってもらえば面倒はないのにということだ。その場合にはおそらく現地調査もしなくて済ませるのかもしれない。そうは問屋がおろさないのだ。
もともとこんなことは建築業者の設計が確認申請のついでにやってしまえばお互い殆ど手間もかからないのに、わざと縦割りの別建ての手続きにして仕事を増やし自分たちを忙しくしているだけやないかー。なぜか関西弁になってしまったが、ホント行政のムダとそこに巣食う「専門家」を省いていただけないものか。


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by toshiohm | 2010-08-17 22:07 | 税金・登記など