カテゴリ:住宅設備( 9 )

2010年 10月 06日
24時間換気の騒音
施主の寝室の天井裏付近に設置された24時間換気装置のブロワーが低周波騒音を発生させていて、夜間は非常に気になるのでOFFにしている。この状況は先日ハイレンハウスがブロワーの周りをロックウールで厳重に覆ってくれて、幾分改善したものの、ハラワタに響くような低周波音はまだ続いていた。まあこの程度ならいいか、なのだが、昨日空調屋さん(ユニテック)とハイレンハウスのNさんが来てくれて、防振ダンパ(写真)をブロワーのつりボルト4カ所に取り付けてくれたのだった。
c0215738_11265652.jpg
効果絶大。空調屋さんも「防振ダンパの取り付けは標準にするべきですね」というくらい明らかにちがう。めでたしめでたしだったのだ。
これをもってハイレンハウスさんとOH邸の関係はいよいよ一段落ということになる。ほんとうによくやっていただいた。これからもいろいろなことをお願いしたくなる工務店だ。残念な事にこれからは有料になるが、ここなら、あらゆる工事をリーズナブルな価格で(もちろん安いという意味だ)やってくれるだろう。
さて、昨日の夜、久しぶりに24時間換気装置を稼働したまま寝る事にした。騒音はかなり減っていたものの、夜聞いてみるとやはり少し気になる。大小2台あるブロワーのうち大きい方のブロワーはOFFにして深い眠りについたのだった。

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by toshiohm | 2010-10-06 11:28 | 住宅設備
2010年 06月 02日
LEDダウンライト
ついに出た。電球型LEDが使えるダウンライトです。c0215738_961467.jpg
ダウンライトに電球型LEDを使いたいので縦型E26口金またはE17口金のものを探していましたが、残念ながらパナもオーデリックも今までそういうものを出していませんでした。照明会社というのはいかに付加価値を付けて高く売れる商品を作るかが問題ですので、LEDダウンライトは発光素子が直接組み込まれるタイプで2万円を越えるようなものにして売っており、ただダウンライトの入れ物だけ(反射板など)作って後はLED電球製造会社が儲かるような製品は作りたくなかったのでしょう。しかも壊れたら全体を交換です。これがどうしても気に入らなかったので蛍光灯型で妥協仕掛けていたところで、ぎりぎりのタイミングで出てきました。消費者の圧力に負けたか、ついに。
これはこれで良かったのですが、もっと早く出ていればもっと多くLEDダウンライトを使ったのです。電気工事もほぼ終わっている今では追加変更も難しく、せいぜいトイレを一箇所ダウンライトに変えるのが精一杯でした。ただ玄関奥の暗いと思われる場所に一日中点灯しておく必要があればLEDダウンライトは不可欠です。c0215738_965875.jpgしかも電球型ですのでもっと高効率のものが出てくれば簡単に替える事ができるのが利点です。多く売れる製品の技術革新は早いのでこの点でも期待しています。LED電球は指向性があって製品によって反射板の設計が大きく変わります。オーデリックのこの製品は東芝のLED電球(右)用に設計されています。ご注意を。

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by toshiohm | 2010-06-02 09:08 | 住宅設備
2010年 03月 08日
床暖(続き)
モアさんのお話では戻りの湯温を45℃に制御するという事でした。湯の流量は6リッター毎分です。ヒートポンプ最大出力6.3Kwを仮定して、ヒートポンプ出口の湯温を計算してみます。
ヒートポンプ出入り口で湯温の差を一度つけようとすれば、
6000(cm3/min)/60(sec/min)*4.2(J/cal)*1(cal/℃/cm3)=420(W/ ℃)
の出力が必要です。逆にヒートポンプが6.3KWの出力だとすると
6.3(KW)/0.42(KW/℃)=15℃
即ちヒートポンプから出て行く湯温は60℃にもなっている事になります。これ自体高過ぎるかもしれませんが、問題なのは15℃の温度差です。上流の部屋と下流の部屋で少なくとも一時的には床下の温度が15℃くらい違ってくる事になります。実際には床下空間の空気の移動や(基礎と土台の間に2cm程の空間があるし、点検口もあるので)平均温度でいうと10℃くらいの差と思われます。また、床下の温度の差がどの程度室温の差になって跳ね返ってくるのかもわかりません。モアさんも大丈夫と言っています。しかしこの差は何も対策しない訳にはいきません。考えます。

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by toshiohm | 2010-03-08 21:27 | 住宅設備
2010年 03月 07日
床暖
床暖房の株式会社モアのKさん(代表取締役)にお越し頂きいろいろ心配な事柄に関してお話を伺う事ができました。まず床下の湿気についてですが、湿度を測定したわけではないが、床下の点検をしてみると一冬越した後には非常に内部は乾燥しているそうです。おそらく断熱材を基礎との間にかましていることと、冬の間の床下温度が暖房で40℃以上に上昇することによる乾燥でしょう、ということでした。ただ心配なら床下から室内への換気を(スリット程度の物でふたができる方がいいらしい)考えたらどうですかとのこと。また、この床暖房システムを冷房に使うことに関してはそれ程の経験がないので、床冷房は床暖房のおまけ程度に考えてくださいとのことでした。これはおもしろい。床湿度を測定しながら使ってみましょう
温度コントロールも非常に単純で、戻りの温水の温度を制御するだけです。これも気に入りました。蓄熱式床暖房の制御時定数は極めて長く、室温で制御するのはオーバーシュートとアンダーシュートを繰り返すだけで殆ど不可能だからです。Kさんは「ウチは施工業者なので理屈はわからないけれどもこの辺を体験を通して学習した」そうです。欠点としては寒い日には運転時間を長く、温かければ短めに設定しなければならないということです。慣れるまでに暑くなりすぎたり、寒かったりする可能性はありますが、これも楽しみの一つでしょう。制御は単純な程機械のもちもいいのです。ただし、運転時間を短縮するより、戻り湯温の設定を下げた方が省エネになると思います。(ヒートロスおよびCOPの関係で)
ヒートポンプは出力1.5KW、COP4.1で最大温水出力6.3KWです。これ1台で一階の床110m2をまかなえるのか? Q値1なら栃木県でも(なぜ栃木?)十分だとのことです。
気になったのは架橋ポリエチレンパイプの配管方法です。上流に位置する部屋と下流に位置する部屋で温度差ができないのか? 「できない」というお話でしたが、その理由は納得できませんでした。この辺はいろいろと工夫できそうなところなので、配管図を送ってもらって自分でも考えてみます。
以前住友不動産ホームズの床暖房を手掛けていたこともあったそうですが、値引き要求が年々きつくなり、しかも個々の住宅の事情を考えずに機械的に施工するやり方に我慢できず、やめさせてもらったそうです。現在まで750の施工例があり、一度も水漏れ事故はないとの事です。暖まらないという苦情もまた暑すぎるという苦情ももらったそうですが、断熱の程度によるものでした。高断熱住宅とうたっていながら窓だらけだったり、断熱材が薄かったりというお宅も多々あるそうです。また、近年工務店の倒産が多く、工事代金を回収できなかったことも随分あったとか。。。建築業界も大変ですね。
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by toshiohm | 2010-03-07 15:15 | 住宅設備
2009年 12月 20日
エコとケチとは...
太陽電池パネルはエコマニアには欠く事のできないアイテムです。東京で太陽電池が一年間に発電する量は理想的にいって14001100Kwh/Kw、少し低めに見積もっても13001000Kwh/Kwです。理想的なケースとは、南向きに取り付け角度30度で設置した場合です。我が家の太陽電池パネルは4.4Kwですから低めに見積もっても年間5700 4400Kwh程度になります。来年から発電分の買い取り価格が48円/Kwに決まったようです。そうすると年間28 22万程で買い取ってくれる事になります。ありがたい事です。こうなるともう少し大きい太陽電池が欲しくなります。幸い南南東と西南西に屋根面積が結構広くとれるので、西南西の屋根も使えばもう少し太陽電池が載るのです。4.4Kwというのは安い方のパワーコンディショナーで対応できるぎりぎり。一段上のものになると、15万ほど定価ベースで高くなってしまいます。しかし家全体で他の仕様を落とした結果全体額を縮小できたので、その分で太陽電池を増設しようと考え5.5Kwのもので見積もり直してもらいました。その結果230万から295万へとアップ。そのうちパワーコンディショナーのアップ分は12万で、定価からの割引率が50%から42%とかなり下がりました。なんでー? 大型のものは割高なのでしょうか?この辺も確かめようがありません。それはそれとして、年間電力買い取り額は34 26万にアップ。
さてまたまた補助金の話で恐縮ですが、太陽電池に対する補助金額は国から7万/Kw、東京から10万/Kwですが、残念ながら目黒区からの補助金は終了してしまいました。5.5Kwの太陽電池の補助金額は合わせて93.5万円。これを引くと実質太陽電池設備費は約200万になります。そうすると売電によって償却する年数は200 / 34 26=6 8 ということで、8年弱で元が取れる計算になります。太陽電池は壊れる事が殆どありませんから20年は最低もつと思われます。これなら財布が許せばできるだけ多くつける方が得ではないか。もう少しのせようかなぁ。財布は厳しいけど。エコにもなるし。。。しばしばエコとケチとは同義です^^
なおハイレンハウスの太陽電池の見積もりは、WNハウスで見積もってもらったものも京セラ製でほぼ同額でした(多少WNが安かったと記憶しています)。大手のMホームは異常に安くKW30万でしたが、家全体が問題にならないくらい高かったので、太陽電池で客を釣っておいて、安くした分どこかでとっているんだろうと勝手に想像しています。因みに太陽電池の取り付けは防水工事がしっかりしている事がポイントです。その点ではハイレンハウスは防水工事屋でもありますので安心しています。
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by toshiohm | 2009-12-20 17:43 | 住宅設備
2009年 12月 09日
おまえもか
照明はどこにどれだけつけたらいいのか素人にはよくわかりません。オーデリックに行ってきました。設計図を持って行くと、コーディネータのKさんが、それをコピーしてどの部屋にどういうものをつけるのか一つずつ決めていってくれます。まあ大体決まりました。照明というのはこうやって見ていくと、どうしてもコダワリが出てきてしまいますが、どうせ半年もすれば照明なんか誰も気にしなくなることは目に見えています。かなり実用本意と価格で選びました。c0215738_20335172.jpg
驚くのは、どの照明器具も著しく高いことです。例えば30Wの直管型蛍光灯を二本並べてプラスチックのカバーをかぶせた壁取り付け型のものが1万5千円。ソケットに白熱級がついたようなものでも3500円。平均すれば1万5千円から二万円程度でしょうか。照明の数は35ほどありますから、70万くらいにはなってしまいます。
「高いですね。非常識な価格と思いませんか?」とkさんにずばり向けてみました。
「そうですねー。。。それでもウチは安い方なんです。それから、本日お決めいただいた内容で工務店さんにはずっとお安い価格でご提案させていただきます。ただ工務店さんがおいくらにされるのかは私どものあづかり知らぬところです。」
またか。住宅設備と同じ構図です。結局施主は価格がどう決められているのかわからない。工務店はいくらで仕入れて、どこまでが工賃で、どれだけの利益なのか? いい加減にしてくれ。
オーデリックさんには悪いけれど、これを参考にして自分で照明はそろえます。取り付けも可能な限り息子にやらせます。工賃がわからないので。ダウンライトは取り付けてもらわないといけないと思いますが。
工賃にのせられてしまうと我々素人はわからなくなるのがいつも不安です。いつもこう考えます。何人で何日かかる仕事なのか?一日高くても3万円の日当としていくらになるのかです。タカラのショールームでキッチンの取り付け費が20万円と言われたとき、ショールームの方に取り付けには何人何日かかるのか聞いたところ、二人で一日がかりといわれました。取り付けの材料費はどれくらいかかるか聞いたら高くても3万くらい。なに?これではせいぜい10万ではないか!
不信感。
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by toshiohm | 2009-12-09 09:20 | 住宅設備
2009年 11月 23日
蓄熱式床暖房の容量
床暖房は蓄熱式ということにしました。要するに夜間の安い電力で、図中のモルタル蓄熱層に熱をためておいて昼間に放出するのです。さて、どれくらいの蓄熱をすれば一日中温かいという事になるのでしょうか。計算はちょー簡単。
モルタルの厚み 15cm
モルタル面積  100m2
モルタル比熱  1600KJ/m3/k
例えば夜間にモルタルの温度を30℃まで加熱したとしてそれが一日の間に放熱して家をあたためて20℃まで下がったとします。そうするとそのモルタルからの放熱量は
0.15 x 100 x 1600 x (30-20) = 240000 KJ
という事になります。
一方家から外に逃げる熱量はQ値1、床面積220m2ですから冬の寒い日に室内外の温度差が平均15℃あったとすれば
1 x 220 x 15 = 3300 W = 3.3 KW
です。24時間の積算では
3.3 x 24 x 3600 =285000KJ
となります。少したりません。
ではモルタルの厚みを20cmにしてみます。蓄熱量は32000KJとなり今度は大丈夫です。c0215738_150396.jpg
しかし、モルタルの厚みを増やすのは床下空間のメンテナンス上狭くなりすぎないかという疑問はあります。その場合にはモルタル厚みは変えない代わりにモルタル温度を例えば33℃程度まで上げてやるとOKになります。ただし、熱媒体の加熱をヒートポンプで行いますので、室内外の温度差をつけるのはCOPを低下させてしまいます。これは好ましい事ではありませんので、できればモルタル厚みで熱容量を稼ぎたいところです。
とはいうものの、実際には日中日差しがあり、また、室内の生活熱という発熱があります。これらを考えれば何もしなくても大丈夫な可能性は十分にあります。そちらに期待しています。
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by toshiohm | 2009-11-23 14:56 | 住宅設備
2009年 11月 01日
床暖房−2
ウェルダンノーブルハウスの床暖はc0215738_8434443.jpg床下にメンテナンス空間があります。こちらは温水ポリエチレン管の下に断熱材をしいていますので下方へ熱が逃げていく割合は小さいのです。(断熱材を厚く敷くと床が高くなってしまうプチデメリットがあります。)これはいいと思います。床下は普通にメンテできますし、通気も普通の方式が採用できます。何度も書きましたが、ウェルダンノーブルハウスに決めかかった理由もここにあります。
ハイレンハウスには売り物にしている床暖房がありません。そこで、モアという会社の床暖房を検討しました。ここの床暖は同様の方式で、やはり非常に安価です。30坪強の床面積で100万ちょっとです。(ちなみに三菱電機の温水暖房をハイレンハウスにから見積もってもらいましたが、たしか300万強でした)。温水配管の敷き方が数種類あって、選べます。今回選択したのは図の様なタイプです。この方式は床下空間を全部温めてしまうので、ウェルダンノーブルハウスのような床の温度ムラ(配管の通っている部分だけが温かくなりやすい)がありません。ただし、一つ気になる点があります。床下空間を密閉しなければならない点です。c0215738_914327.jpg基礎コンクリートのコンクリート水はどこに逃げていくんだろう?湿気が問題である事はホワイトウッドの問題で書きました。モアの方に伺うと、「自然にどこかに逃げていきます」。答えになっていない。
「床下は湿気ませんか?」
「冬場は乾燥しすぎるくらいです」
「床下湿度を測定されたんですね?」
「いやそれはしてないです。」
「じゃあどうしてわかるんですか」
「床材が縮んだり伸びたりしていませんので」
てな感じで心配になりました。そこで床下の湿度は測定する事にし、必要があれば換気できるような仕組みを考えて、この方式を採用する事にしました。どうなりますか。
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by toshiohm | 2009-11-01 09:34 | 住宅設備
2009年 10月 31日
床暖房−1
床暖房は気持ちがいいという話はいろいろなところで聞かされます。それだけではありません。エネルギー効率もいいのです。例えば室温を21℃に保つとします。これを上からのエアコンで行うのと、床暖房で下から加熱するのでは概ね同じ熱量が必要です。しかし同じ平均気温でも足の方が温かい方が人間はずっと温かく感じ、しかも気持ちよく感じます。逆に言えば、同じ温かさを人間が感じるのに必要な室内の温度は床暖房で行う方が低く設定して良い事になります。つまり、床暖の方が少ないエネルギーでよいという事になるのです。
広い床面積に安く床暖を施工する方法に、基礎を床面まで上げて(床下がない)基礎そのものの上に温水を流すポリエチレン配管を通しモルタルなどで埋め込み、その上に直接床をはるやり方があります。熱源としてヒートポンプを使うのでエアコンと同じようなものです。また、熱容量が大きいので蓄熱型にして、深夜電力で温め一日中それで保たせる方法も可能です。立川のウェルダン(横浜のウェルダンノーブルハウスとは異なる会社です。紛らわしいけど)などがこの方法の床暖を採用しています。この方法はとにかく安い。床の断熱も必要ないし、鋼製束なども必要ない。夏は床が直接地面とつながっているから涼しい。(結露して床が湿らないのかな)c0215738_7342532.jpg
この方法がいやなのは床暖房から地面に熱が逃げていく事です。地中温度は冬場でも15℃程度といわれています。のでまあまあ温かいのですが、床暖で床を温めようと思えば25℃くらいには温水部を上げなければならないでしょう。そうすると10℃の温度差が生じます。土というのはそれ程断熱性がある訳ではありません。温度の高い部分は地中に発達しながら15℃の土と触れて放熱します。これは冬の間の非定常な問題なので一概にその放熱量を見積もる事はできませんが、冬の間に地中2メートルくらいの土を全部平均で5℃ほど温めてしまうエネルギーが無駄になると考えてもそう間違いではありません。これは我が家の場合に当てはめてざっと計算してみると一冬で1500kw時つまり5kwのエアコンをで300時間運転し続ける程のエネルギーの浪費に相当します。しかも毎日定常的にその下に逃げていく熱もあります。そう考えると、この方法の床暖はエコマニアの私としては落第でした。
また、基礎上のモルタルに直接床をはるのは、堅い岩盤の上を歩いているようで私は嫌いです。(奥さんはしっかりした感じでいいと言っていますから個人差がありますが。) 
To be continued
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by toshiohm | 2009-10-31 21:12 | 住宅設備