<   2009年 10月 ( 26 )   > この月の画像一覧

2009年 10月 31日
床暖房−1
床暖房は気持ちがいいという話はいろいろなところで聞かされます。それだけではありません。エネルギー効率もいいのです。例えば室温を21℃に保つとします。これを上からのエアコンで行うのと、床暖房で下から加熱するのでは概ね同じ熱量が必要です。しかし同じ平均気温でも足の方が温かい方が人間はずっと温かく感じ、しかも気持ちよく感じます。逆に言えば、同じ温かさを人間が感じるのに必要な室内の温度は床暖房で行う方が低く設定して良い事になります。つまり、床暖の方が少ないエネルギーでよいという事になるのです。
広い床面積に安く床暖を施工する方法に、基礎を床面まで上げて(床下がない)基礎そのものの上に温水を流すポリエチレン配管を通しモルタルなどで埋め込み、その上に直接床をはるやり方があります。熱源としてヒートポンプを使うのでエアコンと同じようなものです。また、熱容量が大きいので蓄熱型にして、深夜電力で温め一日中それで保たせる方法も可能です。立川のウェルダン(横浜のウェルダンノーブルハウスとは異なる会社です。紛らわしいけど)などがこの方法の床暖を採用しています。この方法はとにかく安い。床の断熱も必要ないし、鋼製束なども必要ない。夏は床が直接地面とつながっているから涼しい。(結露して床が湿らないのかな)c0215738_7342532.jpg
この方法がいやなのは床暖房から地面に熱が逃げていく事です。地中温度は冬場でも15℃程度といわれています。のでまあまあ温かいのですが、床暖で床を温めようと思えば25℃くらいには温水部を上げなければならないでしょう。そうすると10℃の温度差が生じます。土というのはそれ程断熱性がある訳ではありません。温度の高い部分は地中に発達しながら15℃の土と触れて放熱します。これは冬の間の非定常な問題なので一概にその放熱量を見積もる事はできませんが、冬の間に地中2メートルくらいの土を全部平均で5℃ほど温めてしまうエネルギーが無駄になると考えてもそう間違いではありません。これは我が家の場合に当てはめてざっと計算してみると一冬で1500kw時つまり5kwのエアコンをで300時間運転し続ける程のエネルギーの浪費に相当します。しかも毎日定常的にその下に逃げていく熱もあります。そう考えると、この方法の床暖はエコマニアの私としては落第でした。
また、基礎上のモルタルに直接床をはるのは、堅い岩盤の上を歩いているようで私は嫌いです。(奥さんはしっかりした感じでいいと言っていますから個人差がありますが。) 
To be continued
[PR]

by toshiohm | 2009-10-31 21:12 | 住宅設備
2009年 10月 31日
外構の問題
問題発生。といっても資金の話。外構で大幅に予算超過かも。
外構は家本体と同様大事な要素ですが、これもいくらぐらいかかるのか見積もるのは結構大変な作業です。5社見積もりをとりましたし、その中の話し合いを通して徐々に業者さんたちの見積もりも下がり、このくらいの予算ならこのくらいの事ができそうという感覚ができてきました。誰でもそうでしょうが、納得しないで、いわれるままお金を払うのは基本的に大嫌いです。その結果は「300万でできる」でした。これで擁壁を家の前につくり(家は道路より平均1.5m程高い位置に建ちますので)、車二台の駐車場を設け、インターロッキングの床張り、階段二つ、門扉、シンボルツリーを含む植栽ができそうだということです。相見積もりの成果です。しかし不安な点もありました。家の基礎が擁壁と近いので強度的に干渉しあうのではないか。工期的な干渉もあります。ハイレンハウスに相談しました。設計のSさんは
擁壁と近い部分の基礎は深基礎にしなければならない。強度に関わる事なので、基礎をやる業者に一次外構(擁壁を含む構造的な部分)までをやってもらえば安心である。そうすれば同時にやってもらえるので工期的な問題も強度的な問題もない。
さすがプロ。不安は一挙に解消されたので、それで見積もってもらう事にしました。今までの外構業者の見積もり内訳から、160から200万位を予想していました。
昨日見積もりをもらいました。なんと340万! どれくらい擁壁を堅固なものにするのかという見方に差がある事も事実ですが、差がおおきすぎる!これでは大きな計画変更になってしまいます。営業のAさんに価格交渉をお願いしましたが、他の外構業者にもありのまま相談してみる必要がありあそうです。(外構業者もいろいろです。土木屋さんに近い業者さんや造園業者から土木はあまり得意でない外構業者まで)
一度「これはいい」と思った計画を変更するのは難しいものです。とくにこの期に及んでは計画変更なしでいきたいのですが。全体の計画が延びてしまうことにもなりかねません。Aさん、よろしく。
[PR]

by toshiohm | 2009-10-31 08:56 | 見積もり
2009年 10月 31日
ご紹介
c0215738_2358071.jpg過去の事を思い出しながら書いていますので、今まで書いて来た内容は実は現在に追いついていません。来週中には追いついて、リアルタイムの進行になるはずです。

今日はお世話になる(なっている)方々のご紹介です。上の写真はハイレンハウス営業のAさん。32歳独身。今日は現場をまわって来たという事で作業服で照れながら写真におさまっていただきました。いつもはスーツ姿です。かならず、こちらの言った事を覚えていて、実行してくれるのでホント頼りになります。今日初めて宿題を一つ忘れましたが、ご愛嬌というところで...太陽電池の据え付け工事の担当もされてます。ライフスタイルプランナーとも名刺に書かれてますが、これは何?今までも散々お世話になってますが、これからますますお世話になります。

c0215738_0153156.jpg下の写真は設計を担当していただいているSさん(皆さんS先生とおよびしているようですが、どうも人を先生と呼ぶのは小学校以来苦手なのでスミマセン)。スタジオ果蔵(かぐら)という設計事務所を経営されています。本当のプロフェッショナルです。何を聞いてもすぐに答えが返ってきます。それまでに話をしたどこのHMも指摘してくれなかった3階建ての問題点(縦穴区画の問題)を最初に指摘してくれたのもSさんでした。母曰く「少し口べたな感じが誠実そう」。法律の事、構造の事、システムキッチンのサイドパネルのことまで、偉ぶったところも全くなく話しやすいので、何でもきいてしまいます。これからもうるさがらずに聞いてやって下さい。

考えてみると、一番最初にハイレンハウスを訪問したときにお二人とお話をし、その帰りのクルマの中で家内と二人で「ここがいいかもしれないね」と言ったのを思い出しました。その通りになってしまいました。第一印象ってけっこう当てになるものかも。。。今後ともよろしくお願いします。
[PR]

by toshiohm | 2009-10-31 01:03 | はじめまして
2009年 10月 29日
住宅機器価格の奇々怪々
キッチン、洗面、トイレなどの住宅用機器を検討しています。驚くのはこれらの機器が奇々怪々な価格設定になっていることです。ニトリで買えば4〜5万円のキャビネットが20万〜30万円の価格になっているような気がします。
住宅メーカーが見積もってくるこれらの機器の値段もまた不思議です。大体のメーカーは40%から50%は定価から値引かれています。ウェルダンノーブルハウスが見積もって来たINAXのキッチンはなんと65%引きでした。だったら最初から価格を下げとけよといいたくなりますが、これは住宅機器メーカーが住宅メーカーによって「割引率を広く変えたり、住宅メーカーが乗せる利益を住宅メーカーサイドで幅広く自由に設定できるようになっているためと思われます。
家の風呂場が使えなくなってあわててユニットバスを購入したときは、殆ど定価で買わされました。そのときはこちらも切羽詰まっていたので足下を見られたのです。本来50%引きで売っても利益が出るものを定価で請求書に書くことができるようなメーカーの価格設定なのです。住宅機器メーカーとハウスメーカーのなれ合い関係、悪しき慣習だとおもいます。
ハイレンハウスは大体50%の値引率で、65%引きのウェルダンノーブルハウスと比べると一見それ程の差がないように見えますが、実は50/35、すなわち50%も値段が違う事になります。この差は大きい。キッチンに贅沢できるというのは、なぜか何ものにも代え難い価値が奥さん連中にはあるようです。この点は、ウェルダンノーブルハウスを気に入った一因なのかも。ウェルダンノーブルハウスの方がおそらく発注実績が多いでしょうから、仕入れ価格が違ってハイレンハウスとしてぎりぎり出しているのかもしれません。
施工業者と住宅機器メーカーの関係がなんとなく不透明な感じがするのは私だけではないと思います。だいたいこういうところで客の分らないようところに利益をこっそり忍び込ませるという根性が気に入らない。最初に接触した大勝建設という建築会社は、住宅機器メーカーへの購入伝票を全て客に提示して、この部分で利益を取っていない事を証明するシステムを取っています。これは裏を返せば、不透明な利益を普通の業者は住宅機器からもあげているということになるのでしょう。ちなみに利益は全体の請負金額の何%という形でとっています。
タカラのキッチンが奥さんも母も気に入ったようですが、いままで検討して来たイナックスのキッチンと比べて、どのグレードのものがどの買値価格に対応しているのか、ショールームでは全くわかりません。結局タカラの営業さんがハイレンハウスへ見積書を持って行き、そこでハイレンハウスが幾ばくかの利益を乗せたり、いままでの付き合いを考えたりしながら、見積もり価格を提示してくる事になるのでしょう。我々は、何が行われたのか詳細を知る事はできません。これ、なんとかなりません?
[PR]

by toshiohm | 2009-10-29 08:54 | 住宅建築の問題
2009年 10月 28日
ホワイトウッドの問題
ツーバイフォータイプの家の問題点の中で懸念されるのは材質の問題です。主として使われているホワイトウッド(スプルース材)は日本のような高温多湿な環境に向いていません。非常に腐りやすく、シロアリの被害にも遭いやすいようです。これに関しては多くの脅迫的な記事が見られます。なんと3年でぼろぼろに腐っています。しかし、これは土中放置などの過酷な条件でのことであり、米欧で問題が発生している訳ではないようです。また、よく見るとこれらの記事の出所は国産林業業者関連である場合が多い事に気づきます。輸入木材であるホワイトウッドに押され続けた結果なのかもしれません。世界的バイオリンの名器ストラデバリウスにスプルース材(といっても赤トウヒですが)が用いられている事を知っている人は少ないし、また家具もホワイトウッドで作られる場合もあります。これは乾燥ホワイトウッドの寸法的な狂いが少ないことを利用しているようです。現在大手(ミサワ、スェーデンハウス、東急ホーム、三井ホーム...などが採用、住友林業は採用をやめたらしいですが)を始め、多くのメーカーが採用している事を考えると、それほど切迫した危険があるとも思えません。しかし、このネガティブキャンペーンも全く事実無根の嘘というわけでもありません。条件が悪ければスプルース材は急速に腐食する事も事実です。従って十分な注意が必要だと思います。ハイレンハウスを選んだのはこの点で多くの合格点が出せたからでもあります。

結露
まず一番に結露の防止です。一般的にグラスウールはスカスカで水蒸気の内部拡散が容易です。例えば台所の水蒸気が冬場断熱材内を拡散しながら外部に向かって冷却されると必ず結露します。この結露はホワイトウッド腐食の最大の原因となる可能性があります。ただ、スェーデンハウスはグラスウールを使っており、それで100年もつといっていますから、それほど心配もないのかもしれませんが、高温多湿な日本での実績はせいぜい20年くらいではないでしょうか。アイシネンは内部の水蒸気拡散速度が非常に小さく、内部結露はおこりにくいと考えています。また、殆どの顕著な結露は窓周辺で発生します。その点で木枠窓は最高です。
壁通気
ツーバイフォーは基本的に壁の中は密閉されています。これは防火上有利ではありますが、とくに現場発泡ウレタンなどで埋めてしまうので、室内側への乾燥ができません。従って木材が湿ったら、必ず外側へ向けて水分は蒸発しなければなりません。従って、最外壁とツーバイフォー建材との間に通気層をもうける必要があります。ハイレンハウスでは透湿防水シートをはり、通気層を設けるのが標準になっていました。
床下の湿気
床下の湿気対策も非常に重要です。特に基礎周辺の構造材が腐食しては大問題です。土台は腐食に強い米ヒバなどが使われますので心配は少ないですが構造材も床下環境にさらされます。ハイレンハウスでは自然換気が標準です。単なる自然換気程度で大丈夫かどうかはわかりません。特に春から夏にかけて基礎の温度がまだ気温より低いときに急激に湿度が上昇するはずです。今回の家では床暖房の関係もあって、床下を外気に対しては密封します。また床下湿度を測定する予定で湿度次第では換気する事も考えます。
防水
設計中の我が家は屋上バルコニーが多く、バルコニーは防水が大切です。雨漏りは最も家の耐久性を劣化させます。この点はハイレンハウスが防水工事を本業とする日栄商工の子会社である点でまあまあ安心しています。

しかし、上記の話はキチンと施工できての話です。これらが遵守されるように最新の注意で現場を見ようと思っている次第です。
[PR]

by toshiohm | 2009-10-28 09:26 | 設計
2009年 10月 27日
なぜ高気密、高断熱の家は夏暑い?(屋根断熱)
なぜ高気密、高断熱の家は夏暑いのか? ここにQ値のからくりがあります。
一般に関東では、Q値から熱損失を計算してみると冬が最も厳しくなります。冬の場合は暖房です。しかし、冷房の場合は話が別で、暖房にない、Q値には反映されていないファクターを考慮する必要があります。まず夏の窓からの日射取得の問題はQ値には考慮されていません。エアコン能力の選定基準となる最大負荷は東京では夏場を想定しなければいけなかったりするのは、これが原因です。(平均負荷はやはり、冬場が大きい。)また、同等に大きな問題として湿度除去があります。24時間換気はその換気量の顕熱相当分はQ値に反映されていますが、除湿した空気を排出し、湿った空気を取り入れてまた除湿するという潜熱相当分が考慮されていません。これは気積にもよりますが、我が家の場合最大で1.5kw相当になり、実は顕熱の損失よりずっと大きいのです。これは全エンタルピーの損失として考慮しなければなりませんが、されていません。それに加えて前述したような屋根から入射する熱量の大きさが壁よりも大きい事も考慮されていません。よく言われるように、高気密・高断熱の家は冬は快適だが夏は暑い理由はそこにあります。Q値的には面積1/6の屋根の断熱を壁並みにしてもそれほど響きません。しかしそれでは夏の暑さはしのげません。だからといってそこに例えば規格外の200mmの断熱ボードを使用するとコストアップになります。ここがQ値のインチキで、ハウスメーカーは家を売るためにQ値を下げる努力はするが、Q値にはあまり効かない屋根の断熱は適当にする。要するに夏の暑さはどーでもいいのです。一般の家の購入者の知識が乏しい事を利用した商法だと思いますが、Q値の定義そのものが現状を反映していない事も問題です。省エネ基準を考えた経産省はこの点を考え直さないと、夏の省エネは極めていい加減なものになってしまいます。
[PR]

by toshiohm | 2009-10-27 08:46 | 断熱
2009年 10月 26日
屋根の断熱
屋根の断熱は大切な割に軽視されています。どこのハウスメーカーでも不思議なくらいです。これは断熱が寒冷地に対して主として考慮されて来た事によると考えています。その場合には壁と同列に論じてもさほど問題はありません。しかし、東京のように夏の暑さが酷い地域では屋根の断熱はおおいに問題です。例えば真夏には屋根の温度は75度にもなります。そのとき室内を27度に押さえようとすれば温度差は48度ということになります。一方壁から入ってくる熱を考えると、壁は外気温度と同じと考えればせいぜい温度35度。室内との温度差は8度です。熱の流入量はこの温度差に比例するので、屋根からの方が壁からよりも、なななんと6倍も流入してくるのです。本来屋根の断熱は夏だけを考えれば、壁の6倍必要なのです。実際には棟換気などを行っている例が多いのでこれほど極端ではないかも知れませんが、2倍程度は最低でも必要だと考えられます。
今回の我が家の屋根はアイシネン200mm発泡です。壁は140mmですから2倍はありません。もう少し増やしたいところです。200mm発泡の場合の最大熱流入量は、熱伝導率 / 断熱材厚み x 温度差ですから
0.035(w/m/k)/0.2(m)x48(K)= 8.4W/m2
となり、1平方メートルあたり、8Wです。少なく見えますが屋根の面積は100m2近くあるので、0.8kwになってしまいます。この分は確実にエアコン負荷になります。本当はもう少し頑張りたいところですが、太陽電池を搭載するのでそこが太陽光輻射を遮蔽してくれる効果を考えると、2割程減ると考えていますので0.6kw。まあこれならいいか。
最近の家の設計はこの辺の計算が極めていい加減と言わざるを得ません。例えば断熱で有名なイザットハウスでさえ、II地域仕様で屋根断熱はネオマフォーム60mm。(ステンレス屋根で棟換気していますが)。2.2KWになります。2割へらしても1.8kwですから、どこかおかしいのです。外断熱工法として採用されているアキレスの外張り断熱工法でも屋根の断熱は標準でスチレンフォーム50mm、次世代基準で100mm。お粗末といわざるをえません。それでも堂々と自慢しているハウスメーカーが多いのには驚かされます。
[PR]

by toshiohm | 2009-10-26 21:04 | 断熱
2009年 10月 25日
全館空気循環システム
温かい空気は上に行き、冷たい空気は下に行く。2階建ての住宅では夏にはどうしても2階が暑くなります。これはいかに断熱を良くしても避けられません。また、南向きの部屋と北向きの部屋の温度差も日照の取得の関係で温度差が生じます。これも断熱の問題ではありません。

恐るべき日射取得
真夏の東京で正午。もっとも日差しが強い時間帯です。もし太陽光線に対して直角に窓がついていたとしたら、1平方メートルあたり約1Kwの熱量が部屋に侵入する事になります。実際には窓と太陽光には角度がついていますから、これにSIN(角度)を掛けた値になりますから、これほどではありません。むしろ日が傾く頃の方が窓の方角によってずっと日射取得がおおきくなります。一般的な家で、窓は20平方メートルほどあり、しかも南向きに付ける傾向がありますので(現在の我が家では40平方メートル)、最大で10kwもの熱量が窓から入ってきます。断熱の良い家では、この分が外に出て行きませんから、全て空調機で除去してやる必要があります。また、日のあたる部屋とあたらない部屋の空調負荷は、大きく異なる事になります。前者に対しては、窓の日射取得を可能な限り制御する必要がありますが、これについてはまた後日書きます。

部屋間の温度均一化
このような状況で温度の均一化を図るには、部屋間の空気を循環させてやる必要があります。法令化された24時間換気でも空気はわずかに部屋間を流通しますが、少し計算すればわかるようにその流通量は全く不足しています。そこで部屋間の空気を積極的に循環させるシステムの導入を考えました。

全館空気循環システム
いままでたくさんのハウスメーカーに説明してきてなかなかわかってもらえなかったのですが、要するに全館空調システムからエアコンを外したシステムと説明すると理解してもらいました。このシステムは大成建設が導入したタルカスというシステムそのものです。全体の温度を平均化するには1時間に2〜3回ほど家の空間をまわすほどの風量が必要です。システムとしては理解されましたが、実はこれを実現するのは大変なのです。
[PR]

by toshiohm | 2009-10-25 10:56 | 設計
2009年 10月 24日
改めて、断熱
最終的にハイレンハウスさんにお願いする事に決まり、詳細な打ち合わせに入る事になりました。営業の浅野さんはまじめな方で、こちらの言ったことを忘れた事がありません。たとえ言った本人が忘れていてもです。長いおつきあいよろしくお願いします。
まず、ハイレンハウスを選んだのは第一にその断熱性のコストパフォーマンスが群を抜いて高いことでした。
今回の仕様は

壁:   アイシネン 140mm (熱伝導率 0.035 W/ mK)
屋根部:    アイシネン  200mm
窓部:       木製枠トリプルガラス   K値  1.3, (U値 1.5 (W/m2K))
床、土間:   発泡スチロール(EPS板)  90mm(熱伝導率 0.03 W/mK)

アイシネンとは登録商標で現場発泡ポリウレタンのことです。
これらを実現するために壁はツーバイシックス(2x6)、屋根の垂木に相当する部分はツーバイテン(2x10)でお願いしました。
最初の設計で、Q値を計算してみます。
0.95と出ました。確かに1を切っています。ただこの辺からQ値を低下させるのは非常に難しくなってきます。窓を極端に小さくしなければならなかったり、意外にバカにできないのが、法令化されている24時間換気です。最近は熱交換換気が用いられるようになって来ていますが、顕熱方式では、顕熱のみ60から70%程度ですが、実際には湿度の交換も考慮した全エンタルピーロスが問題になります。これらの事を考えると、壁や屋根の断熱材をある程度以上厚くしても、全体の熱損失への寄与は少なくなってしまいます。
Q値1はかなり高いハードルであることがわかります。しかし、これが実現できると、極寒のフィンランドやアイスランド並みの住宅ということになり、それを東京で実現させるとどういうことになるのか?楽しみです。
[PR]

by toshiohm | 2009-10-24 18:20 | 断熱
2009年 10月 24日
お断り
契約する事も決まったのでこれからは実名で書きます(殆ど書いているようなものでしたが)。Hハウスとはハイレンハウスのことです。ここに決まったという事はWハウスの方を最終的にお断りしなければなりません。実は例の心配事のために保留しておいたのです。丁度水曜日で営業のKさんがお休みの日だったので、メールでお断りする事にしました。お断りする事になった経緯と理由を記し、いままでお世話くださった事への感謝を書きました。その返信は、とてもまたご丁寧なもので、Kさんのお人柄がしのばれました。とくに、今後のことまで心配いただいたのには驚きました。支払い条件は施主側のダメージが少なくなるように細かくわけて支払う事、とか、現場にできるだけ多く顔を出し、「地盤改良工事・基礎配筋工事検査・建て方(フレーミング)完成時などの、建築後見えなくなってしまう箇所については、作業を1日止めてでも、ご自身にてご確認されることをお勧めいたします。」など貴重なアドバイスをいただきました。二回も詳細な見積もりを出して頂いた上、このようなアドバイスまで、断った人間に頂戴するとは本当に申し訳ない。お断りするのは本当に嫌なものです。
Wハウスとはウェルダンノーブルハウスのことです。本来ならここにお願いしていたかもしれません。家から遠い点と、窓のバリエーションが少ない点、ハイレンハウスの心配事が払拭された?点でお断りすることになってしまいました。最後まで迷いました。ここの床暖房は本当にお得だと思います。また、断熱もかなり高レベルに対応できるので、これからの住宅として断熱をお考えの方々にお薦めします。横浜方面で断熱の家を建てる方があれば、営業のKさんを通されるとさらにうまく物事が運ぶと思います。母も家内もKさんを信頼しておりました故。
[PR]

by toshiohm | 2009-10-24 12:31 | 見積もり