2011年 03月 21日
3号機で何が起こっているのか
3号機には今日現在4000トンが放水された。1200トンのプールの容量は大幅に越えた。しかもまだ放水を続ける必要があるという。発熱量に比べれば異常な反応と言わざるを得ない。しかも放水後の放射線量の減り方が少ないのは非常に気になる。
恐れるのは、プールの底が抜けて使用済み燃料を水が覆えなくなっている可能性だ。そうなると放水を何ヶ月もいや年単位で継続する以外には、打つ手は殆どなくなってくる。高温で被覆管が破れ低温では放出されないセシウムの放出が始まる。セシウム137は何度も言うように半減期が長く長期間環境にとどまる。すでにセシウムは放出されている。それは2号機のサプレッションチャンバが破れたせいか、3号機4号機の使用済み燃料が一時的に高温になったためかわからないが、徐々にではあっても環境の放射線レベルが低下傾向にあったのは、放水による温度低下で使用済み燃料からの放射能放出が一定の落ち着きを見せてきていたためかもしれない。しかし水がためられないのでは電源が来ても根本解決は難しくなる。
普通に考えれば4号機の方が発熱量が一桁大きいのだから状況は悪いはずだ。それなのに3号機にばかり放水するのはなにか知らされていない重要な事を懸念してのこととしか思えない。
もう一つ放水で格納容器を冷却している可能性も否定できないが。非常に気持ちが悪い。

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# by toshiohm | 2011-03-21 17:42 | 住み心地
2011年 03月 20日
やっぱり
一昨日、福島第一原発3号機のプールは報道されているように5日程度で蒸発してなくなるような事はあり得ないと書いた。なぜメディアはこれを報道しないのだろうと思っていたらようやく昨日、しかも米国から報道された。
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4号機プールに亀裂か 米専門家分析
2011.3.19 18:48
 米紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)は18日、東日本大震災で被災した福島第1原発4号機について、使用済み燃料プールに亀裂が入り、冷却水が漏れている可能性があると報じた。米原子力規制委員会(NRC)の複数の原発専門家の分析として伝えた。ー中略ー
 NRCの専門家は同紙に対し「(地震発生から)数日だけで、これほどの量の冷却水が蒸発するのは疑わしい」との見方を示した。亀裂の原因としては、地震の強い揺れや、それによる機材の落下が考えられるという。(共同)
-------------------------------------
やはりそうだったのだ。これは発熱量の大きい4号機に対しての記事だから、ましてや発熱量が一桁小さい3号機ではプールの水は簡単に蒸発しない。恐らくプール下へじゃじゃ漏れなのだろう。昨日の大規模な放水は恐らくプール下の隔室からプールまで全て満たしてしまおうということなのかもしれない。なぜこの事を誰も報じないのか。いつも何かが隠されていると感じてしまう。

また昨日、ホットスポットが発生しており、すでに有為に放射性物質のfalloutが堆積していると書いた。するとその後枝野さんからほうれん草からヨウ素131とセシウム137が、原乳からヨウ素131が検出されたとの発表があった。やはり来るものが来たという感じだ。子どもの頃米ソの核実験でfalloutに大騒ぎしていた事を思い出した。当時も雨には濡れるななどの注意が何度も喚起されたものだ。放射性ヨウ素は半減期が8日だから一週間もすると半減する。しかしセシウムは半減期30年でなかなか減って行かない。これも救いはまだ量が少ない事だ。今後の広範な調査が待たれる。


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# by toshiohm | 2011-03-20 07:24 | 住み心地
2011年 03月 19日
セシウム
まだおかしな事がある。

福島市の放射線量が高止まりしている事だ(3月17日現在)。北西の風が吹いていれば同市は風上のはずだ。ではなぜか?ここはいわゆるホットスポットになってしまった可能性がある。即ち複数回の爆発的事象の内のいずれかにより放射性物質が巻き上げられ、風向きや気象条件により同市付近に下降し堆積した。先日の霧島の噴火による火山灰の降下に似ている。巻き上げられ風に運ばれて特定箇所に多く堆積する。線量的には大騒ぎする必要はない。まだウォームスポットくらいかもしれない。しかし放射性物質の顕著な降下と堆積は食品を通じて体内に摂取される可能性が高く、体内被曝ということになれば、外部被爆とは全く異なる。また、長時間レベルが高いままだと外部被爆としても問題なしとは言えなくなるだろう。

救いはまだそれ程レベルが高くない事だ。なんとかゆっくりでもこの値から下降して行って欲しい。また、たまたまここがホットスポットになったとするなら、二度そうなる可能性は極めて低くこれ以上高くなる事も原発で更なる事態悪化がない限りは考えにくい。

しかし安全というのなら政府はセシウム137の濃度分布を公表すべきではないか(持っているのか?持っていないとしたらそれもまた問題だ)。半減期が長いし体内被曝としてはカルシウムの代わりに骨に蓄積される悪玉だからだ。もし汚染の可能性があるのなら住民に対して対策しなければならない。政府はおそらく大丈夫という感触を持っているのだとは思うし、いたずらに住民を恐怖させる必要はないが、安全ならばデータを出して欲しい。隠せば疑ってしまう。

福島の手前、原発から10kmの浪江や福島に近い飯館村はさらに高い線量が観測されている。こちらはどうなっているのか? あれだけ高い値を発表しておきながらその後のフォローがないのはどういうわけだろうか。我々一般庶民にしらされていないだけか? あるいはマスコミも問題がなくなると忘れてしまうためか。後者であって欲しいが。

福島県庁のHPにデータがありました。低下傾向ですが以前高いレベルのようです。)

今日、自衛隊が1から4号機の上空から温度を測定した。それによれば全て100度以下であり、昨日書いたことを裏付けているように思える。何のための放水だろうか。まさか放射性物質を洗い流しているわけではないだろうが。

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# by toshiohm | 2011-03-19 19:43 | 住み心地
2011年 03月 18日
3号機の白煙は格納容器からではないか?
おかしい。計算が合わない。
本日、問題の原子炉4機のプールに保管されたの使用済み燃料の発熱量が発表になった。
今一番問題とされる3号機の発熱量は20万Kcal/hrだという。プールの水量は1200トン程度。
とすると蒸発にかかる時間は158日。しかし事故が起こってからまだ5日しか経っていない。
たった5日で失われるなら何か重大な間違いを誰かがしているのか?
あるいは地震によりもともとプール内の水が著しく減少してしまったのか。しかしプール周りの
設計を考えると水は容易には失われない。一度地震の揺れでプール内から外に出ても再び
プール内に戻るようになっているはずだからだ。発熱量が一桁違っていたとしても15.8日だ。
4号機の使用済み燃料の発熱がちょうど一桁大きいから発表が間違った可能性はあるかも
しれない。ただそれでもまだ3倍計算が合わない。
しかしもし発表の発熱量の値が正しいのなら、プールの水はまだまだなみなみと燃料を覆って
いるはずなのだ。とすれば3号機の白煙は本当に燃料プールから生じているものなのだろうか?
格納容器からの水蒸気ではないか?とすれば、今水をかけているのはとんだ茶番だ。
使用済み燃料の発熱量が一桁大きい200万Kcal/hrの4号機プールにもまだ水が残っている
ことが確認されたのだから、20万の3号機に残っていないわけがないのだ。
不思議なのは誰もこの点を指摘していないことだ。

新聞社に電話したが、どこも今日はつながらなかった。気になって仕方がない。


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# by toshiohm | 2011-03-18 22:30 | その他
2011年 03月 11日
木枠窓修正
木枠のテラスドアが変形してきているので近いうちに一度外して修正しますと以前いわれたのだが、その近いうちにが昨日だったのだ。ほんとに近かった。二月三月は忙しいと言うことだったのでもう少し先になると思っていたが、現場管理のNさん含め三人もきてくれた。
我が家は木製テラスドアが5カ所ある。このうち3カ所が閉まりにくくなり、そのたびに現場管理のNさんが来てくれて問題を解決してくれていたのだが、いささか対症療法的だったのだろう、根本治療を試みたくなったとすれば、いかにも物事をいい加減で済ませないNさんらしい。
外して直すだけと思っていたら、どっこい結構大変な作業だった。まず、ドアが重い。運んで台の上に載せるのにどうしても3人必要だ。なにしろ真ん中に大きなガラスがあるのだから、慎重の上にも慎重さが必要とされる。写真からおわかりのように、要はガラス押さえを外して枠組みを緩め、変形を調整してそれに合うように真ん中のガラスと枠組みの間ののスペーサの厚みを調整して配置する。そして復旧する。ドアの重みで平行四辺形に枠が歪むのだ。閉まりにくかったドアはやはり変形していた。
OH邸施主は仕事で外出してしまったが、ケッキョク朝の9時に来ていただいて、夕方4時までかかったという。最後にキシラデコールの塗装までしてくれたということだった。三人で一日仕事というのは大変なことだ。
これもアフターサービスの一環ということになるのだろうが、頼んだわけでもないのにこのように根本的なことを考えてくれるという姿勢が何とも頼もしい限りだ。最近はハイレンハウスは受注が増えているのだろうか?是非このような良心的ビルダーは末代まで栄えて欲しいのだ。この辺のお話も聞きたかったのだが。。。
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# by toshiohm | 2011-03-11 11:37 | 住み心地
2011年 03月 06日
二月の屋内環境
今年の冬は寒い。暑い夏に寒い冬。この家が間に合ってよかった。
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さて、二月の屋内温度データだが、外気温と2.5階リビングの気温の傾向を多項式近似した曲線(薄いグレーの線)をみると2.5階リビングの室温は外気温に緩く追随していることがわかる。しかしよく見るとピークとボトムの位相がずれていて、2日から4日ほど2.5階リビングの温度は外気温に遅れて追随している。これは家全体の熱容量と放熱量の比からきまる時定数が大きいということを示す。これが大きいほど安定した温度環境となるから、当初考えていた鉄筋コンクリート造りの外断熱であればどれほどすごかっただっただろうかと思う。ただ、コンクリート造であれば断熱を少し犠牲にせざるを得なかっただろうけれど。外壁も相当分厚くなるから、今の間取りは無理だっただろう。
何も温度データによらなくても分かっていたことだが一月と同様全体に極めて安定した心地よい温度を保っている。運転した暖房は蓄熱式床暖房のみ。
暖房方式 一階床下蓄熱暖房 定格消費電力1.45Kw
  (電力計で見ると1.8Kwくらいつかっているようだが、温水循環ポンプの電力か?)
運転時間 2月22日まで 9時間(深夜電力時間8時間+1時間)
     24、25日   7時間(深夜電力)
     26、27,28日 4時間(深夜電力)
Q値 1.0
延べ床面積 215m2(255m2---二階納戸[140cm高さ]含)

その他の暖房は2月12日だったか13日だったかの雪の日に全館空調を3時間2.5階だけで運転したのみであとは一切使用していない。一階は純粋に床暖だけだが最低でも21度で申し分ない。最も厳しかったのは11日から14日あたりの一日中日の当たらなかった頃だ。12日などは平均気温が2度に満たない。日差しで暖房をまかなっているようなところもあるから、日差しゼロではさすがに厳しくなってくる。それでも二階は一瞬19度まで低下したくらいで朝起きたときにセーターが必要という程度のものだからおどろく。最後の4日はその床暖も4時間運転ですませている。(今現在はまた寒くなったので8時間にもどしている。)
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湿度のデータを示す。床下の湿度と一階リビングの湿度はほぼ50%前後で推移し、ここに来て両者はほぼ同じになった。床下の初期の湿気も退散したということだろう。2.5階のリビングの湿度は大きく上下しているが、これは加湿器をここに設置したからである。加湿器は主として電力料金の安くなった朝晩に用い、寝るときには消している。
外気の湿度は大きく上下しているが、40%以下いうことも多くなっている。寒い季節にエアコン暖房をすると通常非常に乾いてしまう。例えば5度で45%湿度の空気をそのままエアコンで加熱して25度まで上げると湿度はなんと15%まで低下してしまうのだ。C値の悪い家ではこれが起こる。我が家は幸いにも良い施工会社に恵まれ、C値を低く抑えてくれたおかげで冬場でも外気の湿度に左右されない快適な湿度環境が維持できている。もう一ついえば窓が結露しないこともこの湿度が保たれる理由だ。結露は除湿と同義だからだ。


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# by toshiohm | 2011-03-06 16:01 | 住み心地
2011年 02月 05日
テラスドア
テラスドアが閉めにくくなって2週間。ようやくハイレンハウスのNさんが来てくれた。忙しいらしい。終わってしまった仕事の対応が後回しになるのは仕方がない...か。
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原因は自分が考えていたような、テラスドアの反りではなかった。このドアはラッチボルトが上中下の三カ所についていて、全体的なパッキンへの密着を担保しているのだが、その構造は、写真右側に示すラッチボルトが左回りに回転して左側のストライクにカチッと引っ掛かるようになっている。しかし、この冬の乾燥続きのせいか、ストライク側の支柱、ドア側のヒンジ支柱もしくはその両方が痩せてきてしまい、ラッチボルトとストライクの距離が離れてきてしまい、ラッチボルトの鍵の先端(赤矢印)がストライクの青矢印に入らなくなってしまったという事なのだ。結局ヒンジにゲタをはかせてドア全体をストライク側に寄せてやる事で気持ちよくしまるようになった。台所側のドアも全く同様の対処で全く問題はなくなった。
ストライク側に水平についた傷は、家人や客がラッチボルトが格納されないまま閉めてしまったときについたものだ。
木枠のドアは落ち着くまでに一年ほどかかるそうだ。そこがいいところでもある。生きているのだ。
ちなみに夏になったら痩せた木材がまた太ってくる事はないのか聞いてみた。「ある」そうだ。その時はまたよろしく。

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# by toshiohm | 2011-02-05 18:10 | 住み心地
2011年 02月 01日
一月の温度/湿度
ご無沙汰です。
このところ、子供の頃を思い出させるような強烈な寒さが続いていて二階のリビングで今冬最低室温となる19.4℃^^;を記録した。暖かい家に慣れてくると、じっとしていたり眠くなったりするとそれなりに寒いと感じてしまったりする。主観的なものではなく、なんらかの定量性が必要だ、ということで一月の温度湿度データを示す。
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一階のリビングと二階のリビングの温度変化だが、まず驚くのは一階の温度の一定ぶりだ。単純に床暖房を8時間(1月後半から9時間)毎日運転しているだけで何の制御もしていない。一階は気温的には天国だ。それに比べると二階リビングは何の暖房もしていないせいで、温度の変化が比較的大きく、朝方20℃を下回ることも増えてきた。朝は少し寒い。すぐに暖かくなるので問題なく我慢できる。客が来たときに見栄を張って全館空調暖房を二階だけ(一階と二階の配分が変更可能なのは非常にいい。一階は不要だから)一日およそ30分だけかけた。グラフで大きく上にひげの出ている4日だ。
最も寒いと思われるこの冬を一階の床暖だけで乗り切れそうだといえるが、二階は足下が少し寒く感じるのを我慢していることも事実だ。もう一度家を建てることがあるなら、二階の床暖も考えるだろう。ほんの少し床の方が暖かければこれくらいの室温はちょうど良い。
それにしても、室内外の温度差は平均で15℃近くにもなるのに、深夜運転の床暖だけでやっていけることがいみじくも証明された。絶滅が危惧された家族の信頼と尊敬をまた一気に取り戻したのだった。
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この図は床下の温度と湿度だ。床下湿度は一月かけて徐々に低下し、室内の湿度と同程度になりつつある。また、一階リビング室内の湿度は45%から50%程度で推移しており、この時期としてはちょうど良い湿度だ。加湿器を一台、夕方の5時から12時まで運転しており、これが全館に配られている。二階の湿度も同程度だ。
床下温度は毎日運転しても30℃にはならないようだ。それでも全く問題ないし、むしろ心配していたような高温乾燥による、床材の縮みなどの心配がない分良かったと言える。これがわかっていればわざわざ高価な床暖用の床財を採用する必要もなかっただろう。

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# by toshiohm | 2011-02-01 15:25 | 住み心地
2011年 01月 19日
また、テラスドアが...
昨年なおしてもらった木枠テラスドアが、ふたたび閉まりにくくなってしまった。
明らかに木枠の変形によるものだ。テラスドアは大きいので、真ん中と上部
および下部にラッチがあって、ゴムパッキンに全体を密着させる構造になっている。
真ん中は取っ手を引いた際にうまく密着されるのだが上下の二つはドアが反って
しまうとラッチボルトがストライクにうまく入らなくなる。
そういえば先日玄関ドア(木製)も鍵がかけられなくなった。これはすぐに対応
してくれて、その後問題は生じていない。
テラスドアは、母が洗濯物の出し入れに使うので開閉が難しいと非常に不便
なのだ。
木枠窓の本質的な欠点なのか、あるいはOH邸だけの問題なのか。抜群の
断熱性がわが家でも実証されているが、開閉できないのでは、断熱性も何も
あったものではない。初期変形が収まれば落ち着くのかどうか。
何はともあれ早急に対応してもらわなければ。

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# by toshiohm | 2011-01-19 08:25 | 住み心地
2011年 01月 12日
送風電力
遅ればせながら、新年おめでとうございます。
初っぱなからお金の話で...^^;恐縮です。
電気料金12月分がきましたのでここに公開します。
34日間分です。

昼間 50kWh  (1414円)
朝晩 327kWh (7563円)
夜間 947kWh (8683円)
------------------------------
消費計 1324kWh

売電 323kWh (15504円)

昼間が少ないのは太陽光発電分が差し引かれているから。夜間の消費電力は、床暖房は夜間しか使っていないので、同じく夜間しか運転していないエコキュートと併せて上記の値以下ということになる。エコキュートも娘が同居するようになって中温の貯湯ではでは湯切れを起こすようになり、高温で貯湯せざるを得なくなった(高温だとヒートポンプの効率は下がるからやりたくなかったのだが)。運転記録を見ると夜間ほぼ7時間ほど運転しているようだ。従って

床暖房 410kWh + エコキュート450kWh = 860kWh

残り90kWhがテレビや電灯などの消費だろう。エコキュートより消費電力の少ない床暖房だけで二世帯全館暖めていることを思えば、この床暖、非常に健闘していると言える。ただこのところの寒波で二階のリビングは朝方初めて20度を下回り19.8℃になった。そろそろ何か考えないとと思ううちに日が射せばまた22~23℃まで上昇してしまう。床暖のある一階は相変わらず21℃を維持している。だがヒートポンプはもう少し大きくてもよかったかなぁ。

これだけ見れば売電と収支トントンだが、問題がある。実はこのほかに

低圧電力 258kWh

がかかっているのだ。これは純粋に24時間送風だけに使用しており暖房には全く用いていない。ということは送風動力はめちゃくちゃに大きいことになる。低圧電力の電力単価は12.2円/kWhと安いのだが基本料金が4000円なのでしめて6727円。風を送るだけでこんなにとられるのはなんか納得できない気がする。何しろ床暖が4000円弱なんだから。
ただこれは計画の時点で分かっていたことであり、全館空調の送風機能だけ100Vの通常電力にできないか聞いては見たがそんなことはできるはずもなかった。そう言うシステムを是非作ってもらいたいものだ。低圧電力は元電源を切っておけば基本料金が半分になるので、全く空気循環を行わないとどうなるのか来冬は試してみることにしよう。きっと二階は寒くなる。小さい温風ヒーターみたいな個別暖房もありかもしれない。二階は床暖でないから足下が少し寒く感じられるのだ。基礎温度は19℃程度はあるだろうからわずかの熱量の追加でよいはずだ。

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# by toshiohm | 2011-01-12 14:35 | 住み心地
2010年 12月 31日
本年最後の温度データ
腰を痛めてしまって長時間座っているのがつらく、しばらくお休みしていました。
さてそんな中でも本年も最後の日なのでぎりぎり床下と室温のデータを整理して載せておきます。

コンクリート蓄熱式床暖の温度と一階リビングの温度だ。室外に設置した温度計は零下になっていたりするから相当寒くなってきている。そう言えば最近バルコニーの床表面が早朝凍り付いている。
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12月の8日から床暖の運転は約8時間のフル運転。床下温度は外気温に追随して全体に緩やかに上下している。山の高さは外気温が低くなるほど低くなっているように見える。これは低温になると除霜を間欠的におこなうからかもしれない。この辺はヒートポンプの弱点でもある。
一階リビングの温度は床下温度の細かい変動は殆ど拾わない。外気温の平均値にこれまた緩やかに追随している。途中7時間の運転にしたりもしているが、グラフからは良くわからない。非常に快適な空間だ。今が一番寒いとすれば、一階に関しては1.5kWヒートポンプの床暖でなんとか足りそうだ。
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次に2階書斎のデータを示す。この部屋は家中で最も条件が悪いし、この一月は寝る以外は殆ど使っていない。暖房はないが全館空気循環を行っていて一階の床暖の空気を分けてもらうことになっている。現在は循環空気は弱運転だ。室温は大きく外気温に依存していることがわかる。最低室温も18℃程度まで下がっている。本格的にこの部屋を使おうとすると、少し寒い。足下が冷える感じがする。一階だけの床暖房深夜運転のみで2階、2.5階全てを暖める試みはこの辺が限界かもしれない。ただ、外気が零下にまで冷え込んでいるのに一階の床暖だけの受動暖房でこの温度が維持できているのはひとえに断熱のおかげという他はない。パソコンでも使いながら仕事をすれば暖まってしまうかもしれない。また循環風量を増やすというのもまだある。今後が楽しみではある。

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# by toshiohm | 2010-12-31 20:14 | 住み心地
2010年 12月 17日
なんとかなりそう
窓から見る隣家の屋根には霜が降りていて、朝日が当たると冷たく鋭い光を
かえしている。待ちに待った今冬一番の冷え込みだ。外部の温度計は
最高気温 7.2℃
最低気温 2.7℃
今朝の二階リビングの温度はさすがに20.4℃まで下がってきた。床暖
のある一階はおしなべて23℃だが、いつもに比べると少し床も暖まって
いないように感じられる。
暖房は床暖を深夜電力ぎりぎりの8時間運転した。昨日の寒さを予想しての事だ。
昨日就寝前のリビングの温度は21.5℃だったから一階の床暖だけでは
零度近い冷え込みに対しては1.1℃低下するということになる。(ただし
夜間は空気の循環はさせていないので、させればもう少し低下は少ない
と思われる)
昨日は日照はほぼゼロであって一日中外部からの熱の取得がなかった
から温度的にはほぼ最悪の一日であっただろう。ということは、1.45KWの
床暖の深夜電力運転だけで、冬は乗り切れそうだ。
ただ、暖かい環境に慣れてしまっているので20.4℃はパジャマでいると
少し肌寒い。カーディガンでも羽織ればいいのだけれど、それすら億劫に
なってきている。なんか人間がひ弱になってくるような気がする。
PS.昨日の記事の図面見やすくなりました。(gifにしたら解像度が上がった)

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# by toshiohm | 2010-12-17 08:57 | 住み心地
2010年 12月 15日
床暖の不均一
床暖に関しては一つ問題がある。息子の部屋だけ暖かすぎてしまうのだ。彼はTシャツ裸足で生活している。そのまま二階に上がってくるとさすがに寒いようだ。
そこで床暖房の稼働が終了した朝の7時、家中の床温度を測り回ったのだ。図はクリックして拡大して見ていただきたい。温水配管の経路図に測定した温度を書き足した。黒で囲った温度が床温度、赤で囲われているのが室温だ。
c0215738_10405511.gif
(あれ、画像が汚いなぁ。元の絵はきれいなのになんでだろう。gifにしたらよくなった)

1.床温度は21.4℃から25.5℃とかなり分布がある。(玄関を除けば22.9から25.5℃)確かに息子の部屋(洋室、左上の部屋)の温度は異常に高い。
2.床温度の分布は温水パイプの敷設密度と最も強い相関がありそうだ。
3.熱源(ヒートポンプ)からの距離とはそれほど関係は強くないようだ。
4.3重窓とはいえ、窓際の床温度は低下する。
5.室温の分布は床温度よりは緩和されて少なくなる
2、4、5は当たり前と言えば当たり前の話だが問題は1だ。これは完全に設計を失敗したようだ。どこが失敗だったのだろうか?

 1.窓の大きさ
この部屋の窓は小さい。床面積あたりで比較すると和室、リビング、ダイニングと比べて1/2から1/5。また、他の部屋は殆どドアがないか、あっても開けっ放しだがこの部屋はいつも閉め切っている。そのために熱の逃げ場が小さく室温が上昇し、床温度も上昇した可能性がある。
 2.床の熱伝導
この部屋の床材はケチって安いものを採用した。しかし床面は廊下とツラ位置なので、トータルの床材厚み(構造用合板28mm+床材厚み)は他の部屋と同一なはずだ。そうなるとそれほど熱伝導は変わらないような気がする。
 3.配管経路
ヒートポンプに近いほど温度が高くなるだろうが、必ずしもそうなっていない。
4.配管敷設密度
密度もそれほど変わっているように見えない。

とすると窓の大きさと締め切っていること以外になかなか考えられないではないか。部屋の中で窓のそばの床温度が低くなっていることからもその可能性は示唆される。部屋からの放熱が小さいのでおそらく床下の温度も高くなっているだろう。設計に必要なのは、密閉した部屋であれば、個々の部屋のQ値と言うことになる。ケッキョク。
ヒートポンプからの距離の影響をあまり受けていないのは、一見不思議だ。温水が十分に熱を蓄熱層に与えないままそれほどヒートポンプ出口温度と変わりない温度で帰ってきているように見える。しかも戻り湯温は設定の40℃には達していない。ヒートポンプは夜間7時間フル出力で運転されているからだ。
一分間に60リットルの温水流量だから暖房出力4.5Kwだとすると、ヒートポンプ出入り口の温水温度差は10.7℃になる。これは曲げようのない真実だし値としても大きい。ヒートポンプからの距離がそれほど問題にならないとすれば、ヒートポンプに近い部屋は高温の温水の通り道であるが、低温の温水の通り道でもあるからだろう。遠いところでは中温の温水だけが通る。かくして平均化されている。ところが、経路によってはそれが偏る可能性があるので注意が必要だ。今回は極力そうならないように配慮したつもりだが...
一方室温は息子の部屋をのぞけば非常に均一になっていて、気持ちが良い。床暖を敷設していない2階、2.5階よりも居心地がいい。ちなみに
2.5階リビング 22.2℃
2階書斎     20.2℃
書斎の温度は低い。空気循環の関係か?リビングにはドアがないが、書斎にはある。その差と夜間空気循環を停止している影響もあるだろう。それにしても一階の床暖房だけで本当にほぼ完璧に全館暖房ができているのには感謝だ。

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# by toshiohm | 2010-12-15 18:44 | 住み心地
2010年 12月 05日
床下環境測定
床暖を入れる前後の床下温度湿度変化の記録です(詳しく見たい方は図をクリックすると鮮明な図が見られます)。

c0215738_22211445.jpg

温度
運転時間を試行錯誤的にいろいろいじってしまっている。男子たるものもう少し泰然自若としていられないものか^^。
矢印が運転時間である。初日の8時間運転で床下温度は約7度上昇。翌日も8時間運転だが上昇率は鈍っている。二日の運転で床下の平均温度は7℃ほど底上げされた事になる。しかし2日目で既に室温が25度を超えてしまったので、次の二日は7時間運転。それでも暖まりすぎなので4時間、3時間、2時間と運転時間を短縮。室温的には非常に快適な状態になった。27日は来客があるのでその前後運転時間を長めに4時間とったが、少し暑くなりすぎたのでまた2時間にもどし、最後の3日は1時間ずつしか運転していない
こうしてみると外気温が12~13℃平均なら、2時間では非常にゆっくりと床下温度は低下、4時間ならこんどはゆっくりと上昇、3時間くらいで連続運転すればほぼ一定となることがわかるだろう。
慌てて制御する必要は全くない。上昇するにしろ下降するにしろ極めてゆっくりとだからだ。例えば平均気温が17度に上昇した日も11度までしか上昇しなかった日も室温の差は総じて1度程度だ。
この方式の床暖が良い点は、きわめて自然な暖かさを提供してくれることだ。床暖を入れる前は一階の室温は22.5℃あったが、床下温度は21℃まで低下しており(床板温度は22℃)、このように頭熱足寒なのはたとえわずかであっても少しひやりとする感じで体感的に不快なのだ。室温は変わらなくても床暖を入れてからというもの、一階も理想的に気持ちの良い空間になった。
これから当面2時間の運転で通そうと思っている。

湿度
湿度のグラフを見ると、床下の絶対湿度は変わらずに温度変化によって相対湿度のみが変化しているように見える。絶対値で平均65%ほど。秋口に70%を超えていたことを思えばそれほど高いわけではないが室内の平均に比べると10%ほど高い。まだ運転時間が短いと言うこともあろうが、モアのオヤジさんが言うように「冬はカラカラに乾きます」ということでも全くない。

床下換気装置
床下を密閉したことによる床下湿度の問題も床下換気装置を作動させなくてもそれほど心配することがないことがわかる。
床下の換気装置は例えば一日中日照のない寒い日に作動させて、家全体に床下の暖かい空気を導入するという使い方ができそうだ。雪でも降ったらやってみよう。


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# by toshiohm | 2010-12-05 22:22 | 住み心地
2010年 12月 03日
シンボルツリー
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シンボルツリーはさんざん迷ったあげく桂の木に。これは母の出資。母の木として長く末代まで(カツラが何年生きるのかよく知らないが)その名が語り継がれることになるだろう。
冬だから全く裸だが春になればハート形の葉が出てくるはず。

全高5mほどの木を植木屋さんに持ってきてもらった。
家の圧迫感を緩和するために最初から大きめの木を希望した。インタネットでは探せなかったが、植木屋さんは姿のいい木を選んで持ってきてくれたのだった。
これくらいの大きさだとクレーン車での上げ下ろしが必要だった。

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もう一本の準シンボルツリーはハクモクレンでこれは高さ3mくらい。こちらは花芽がいくつかついたものを持ってきてくれた。
「花の咲かない木を持ってきたと言われるといやだから」だそうだ。実際コブシの木で植えてから4年経っても花が咲かずに文句を言われているらしい。
これで春の楽しみが一つ増えたというものだ。


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# by toshiohm | 2010-12-03 23:24 | 住み心地