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2010年 04月 27日
床暖房と床下断熱
ようやく基礎コンクリートが打ち終わり、断熱材を敷く作業とそれに続く床暖房の工事が始まりました。このところの雨には工事の皆さんもかなり泣かされた様子。ご苦労様です。断熱材を敷く作業は
ハイレンハウスさんが行い、配管はモアさんが担当です。

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断熱材はスタイロフォーム3種を90mm厚。立ち上がり部にも貼付けてあります。万全です。当初はEPSボードの予定だったのですが、この厚みの物が手に入らなかったらしく、断熱的には一回りグレードが上(k=0.035w/m/kのところが0.028と約20%向上になりました)の物を敷いていただけました。温水配管は架橋ポリエチレン管でかなり固い感じです。これを下に敷いた鉄格子に結んでいきます。3人で半日仕事でした。配管は各系統が100mの長さで、並列4系統あります。この上に蓄熱用および均熱用のコンクリートをハイレンハウスが打設します。これだけビッシリと断熱材で覆ってしまうと、コンクリート水による湿気も気にならないような気がしてきます。


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配管とヘッダーの取り合い部分です。4系統で全部で8本あります。ヒートポンプ1台でこの4系統を加熱・冷却します。これだけ配管があるとつなぎ間違いが心配になってしまいますが、温水配管は一方を口を付けて吹くと出口から空気が出る事が確認できますので、他の配管と間違えることはないとのことです。自分でもやってみましたが、100mの配管にしては意外に圧力損失が少ない気がしました。この後コンプレッサーで内部の空気を4キロ程度で加圧・密閉し、数日の放置試験によって配管漏れの検査を行います。


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配管が終わったところでまた雨です。急いでビニールシートがかけられました。弛みなく張るのは結構大変な作業です。このような作業でも手を抜かずにやって頂いているのを見ると安心します。

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工事中でも庭のハナミズキは何事もないかのようにきれいに咲いていました。


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by toshiohm | 2010-04-27 15:09


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