2010年 06月 23日
以前から気になっている事が一つ。床下を外に対して密閉しているので床下環境がカビや腐朽菌のパラダイスになっていないかということだ。このたびめでたく現場管理のNさんが匍匐前進により床下を巡回、湿り状況をチェックしてくれたのだ。その結果は「乾いていましたよっ」だった。カビ臭いにおいもなかったらしい。床下排風機も取り付けてくれた(写真)。この吹き出し口はシューズクロークに開いている。これならシロアリが大好きな環境というわけでもなさそうだ。基礎外周部に設けたシロアリ撃退バリアと相俟って当面は安心だろう。 だいたいこの時期は床下を通風する方が床下は湿る。なぜなら、巨大な熱容量をほこる基礎コンクリートと、これまた熱容量の大きい地面がまだ冷えており、湿度の高い外気が流入すれば結露したりそれに近い状況になってしまうからだ。アイスコーヒーのグラスが水滴で覆われてしまうあの理屈だ。だから今回の結果は当然と言えば当然だが、なんでも証拠をこの目で見るまで安心はできないものだ。 一階の床には吸気孔を数カ所設けてあって、この排風機(2台)により床下全体の通風が可能な構造にしている。床下は屋内環境の一部に組み込まれているから大事なのだ。大手ハウスメーカーに依頼していたら、床下を屋内の一部にするなど変人扱いされたであろう。小回りのきく小さいメーカーならばこそ、だ。 ちなみにこの匍匐前進、お腹まわりの相当ふくよかなNさんでも全ての箇所に到達可能であったとのこと。いざとなればゴキブリの退治位は自分でも潜っていってできるだろう。 床下 排風機、かわいい立ち姿だ 英語のブログも書いてます Small Talk in English 英語で話そう
by toshiohm
| 2010-06-23 09:31
| 基礎
|
アバウト
カレンダー
以前の記事
2011年 10月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 ライフログ
カテゴリ
全体 はじめまして 断熱 ハウスメーカー トラブル 設計 見積もり 住宅建築の問題 住宅設備 資金 引越 解体 外構 基礎 建築 省エネ・太陽電池 税金・登記など その他 住み心地 データ 良かった事悪かった事 未分類 最新のトラックバック
検索
その他のジャンル
最新の記事
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||