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2010年 08月 27日
24時間換気装置の騒音
昼間はちっとも気にならないのだが、夜寝る時になるとはらわたに響くような超低周波の音が天井裏から響いているのに気がついた。気がついた、というくらいだからそれ程ひどい訳ではない。寝室とトイレの上あたりだ。空調機を切ってみる。音は変わらない。じゃあ24時間換気装置を切ってみる。するとどうだろう、あたりはシーンと静まりかえってしまったのだ。こんなにうるさかったのか。
原因がわかれば、夜中は換気を切って寝ればいいだけの話ではあるが、早速現場監理のNさんに電話したところ、一昨日空調屋さんをつれて見に来てくれた。天井裏に入って調べてみると、24時間換気の送風機からの振動らしいが、送風機は振動・騒音対策として上から吊り下げられており、しかも送風機自体に異常はない。原因はおそらく共鳴でしょう、ということで、後日防音材としてロックウールで囲ってもらうことになった。
共鳴というのは本来厄介でどこかの部分が送風機の周波数と一致する固有振動数をもっているという事で、振動を減衰させるだけでは効果が不十分な場合もあるからだ。固有振動数をかえるだけならその部分に重量物を置くだけでも事足りる。ただどこだかわかっている必要があるのだ。配管でごった返している屋根裏では特定はむずかしいかもしれない。これは、まず対策をしていただいて、その後の話だろう。
懸案のダクトスペースの断熱欠損の話をNさんから聞いた。断熱施工を行うために人が入れるほどの穴を壁に内側からあけて、確実に施工してくださるということだった。穴は7カ所ほど必要で、断熱施工の後、壁板、石膏ボード、壁紙と復旧工事を行わなければならない。とすればかなり大掛かりな工事になる。断熱はアイシネンの業者に一度見てもらうということであった。騒音の方は換気を切ればいいだけの話だが、こちらの方はそうはいかないので、施主としてはこれで大安心だ。ほんと、頼りになります。変な所に家造りをお願いしていたらひょっとしてこの件は泣き寝入りしていたかもしれない。
Nさんの帰り際に「他に何かありますか?」と聞かれたが、その他は大満足なのだった。

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by toshiohm | 2010-08-27 15:33 | トラブル


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